【決定版】サウジアラビア基本観光情報!おすすめスポット&ビザ情報

未知の国、としか形容できないほど、サウジアラビアという国は謎に包まれていた。それも、すべてはサウジの「鎖国政策」による。

ここ数年前までは、外国人が観光客として入ることはできなかったため、ほとんど情報がなかった。あるとすれば、メディアで時々流れる情報のみ。

しかも、そうしたニュースは一様にネガティブなもので、世界に対して「この国、相当やばいんじゃね?」という印象を与えた。

しかし、近年の急速な改革の一環としてようやく外国人観光客も日の目を見ることになった。

ついにサウジ政府が観光ビザを発給し始めたのである。実際に、その流れにのってサウジ観光をして、見聞きした情報をご紹介。

サウジアラビア基本観光情報

サウジアラビアってどこ?

サウジアラビアは、アラビア半島に位置する国。

アラビア半島は他にバーレーン、アラブ首長国連邦、カタール、オマーン、クウェート、イエメンがあり、計7つの国からなる。

中でもサウジアラビアは、国土が日本の約6倍あり、アラビア半島では最も大きな国。さらに、人口も3,000万人以上と、アラビア半島でトップの人口を誇る。

日本から飛行機で行くには

日本からサウジアラビアへの直行便はないので、UAEやマレーシア、フィリピン経由となる。日本からUAEのドバイまでは、約9時間。

ドバイから首都リヤドまでは2時間。第2の都市ジェッダへは3時間かかる。

ドバイからは、エミレーツ航空やフライドバイ航空に加え、格安航空会社のフライナスやサウジアラビア航空などサウジ航空会社のフライトもある。

ビザの取り方

ビザ申請のやり方は2通りある。公式サイトでオンラインで事前に申請する方法と、空港でアライバルビザを申請する方法だ。

ビザ代は税込で1万4,000円。1回の入国につき最大90日間の滞在が可能。ビザは1年間有効のマルチプルビザになっている。

オンラインで申請した場合、だいたい24時間以内にビザが発行される。ネットでの具体的な申請方法については、こちらを参照。

サウジアラビアのオンライン観光ビザ申請方法を紹介。ビザ代、有効期間は?

偽のサウジ観光ビザサイトに注意

英語で「サウジアラビア 観光ビザ」と検索して出てくるのが、以下のサイト。公式サイトのように見えるが、偽のサイトなので要注意。外務省も注意喚起を行っている。


公式サイトっぽいが、偽サイト

荷物の持ち込み

ガイドブックなんかを見ると、豚や酒、ポルノ関連の持ち込みが禁じられ、時にはパソコンやカメラのメモリまで徹底的に調べられると書かれている。

しかし、私が実際にジェッダ空港に行った時には、もはやノーチェックであった。ただ荷物検査台を通すだけ。

サウジアラビア国内では、飲酒が全面的に禁止されているので、持ち込むべからず。サウジ国内は、終日シラフで過ごすべし。

酒に加えて、サウジアラビア政府を批判する書物やイスラーム教に反するもの(仏教、ユダヤ教、キリスト教的なアイテム)の持ち込みも禁止されている。

服装

女性観光客の場合、アバヤの着用は必要ない。ただし、それなりの格好をする必要がある。ポイントは、無駄に肌を露出させないことだ。

目安として以下のような服装は避けるべし。

  • キャミソール
  • タンクトップ
  • 短パン、ミニスカ(膝丈以上)
  • 胸が大きくあいたトップス
  • ダメージジーンズ
  • 体の線がぴっちりと出るワンピ、トップス

半袖Tシャツは微妙なところなので、半袖にカーディガンを羽織るといったスタイルの方がよいだろう。とりあえず山ガールのような完全防備で挑めば、間違いない。

ちなみに男性にも控えめな服装はもとめられる。男性であっても短パンはNG。

本当にアバヤ着なくてOK?サウジ観光での女性服装ガイド

女性の旅行

とがっていた時代のサウジアラビアでは、独身女性が父親や男兄弟の許可なしに、街をうろつくことはできなかったと言われている。

しかし、今ではサウジもずいぶん丸くなったようで、街中でも一人で歩く女性を見かける。観光客の独身女性が、一人でホテルに泊まったり街を歩くことも可能。イメージに反して、旅行で動き回るぶんには、他の国とほとんど大差がない。

丸くなりつつあるといえども、そこは元厳格なイスラーム教の国。現地人とは違う格好をした女性が歩くこと自体が、注目を集めることもある。

時には、外国人女だったら手を出してもいい、とか考えている輩もいるので、1メートル四方に結界を張りながら進もう。

現地男性と身体を近づけて一緒に写真をとらないだとか、タクシーに乗る時は必ず後部座席に座るといった簡単なことで、防げることがある。

治安

外務省のサイトで見ても、サウジアラビアの警戒レベルは1。ジェッダやリヤドは比較的問題なく旅行できる場所。

一方でイエメン国境に近い南部の街、アブハやジャザンは近づかない方がよいだろう。現地の治安は問題ないが、イエメン側からミサイルが打ち込まれたこともあるので要注意。

サウジアラビア旅行で感じた現地の治安。女性一人でも大丈夫?

言語

英語は一応通じるが万能ではない。外国人率が多い他の湾岸諸国に比べると、サウジアラビアは自国民の数が圧倒的に多い。特にサウジ人のドライバーだと、アラビア語オンリーの確率が高い。

標識などは、英語でも書かれているが、街中では積極的なアラビア語スキルが求められる。旅行するぶんには英語とアラビア語半々が必要といったところだろうか。

通貨

通貨はサウジリヤル。1リヤル=約30円。基本、サウジリヤルの値段に30をかければ日本円になる。

お札に書かれている図柄も興味深い。メッカやマディナといったいかにもなサウジの名所もあれば、なぜかエルサレムにある3大聖地の岩のドームや、単なる花畑が描かれていたりする。


サウジの紙幣にはアラブのおっさんが描かれている

ちなみに、サウジリヤルは、バーレーンでも使用できる。週末になると、バーレーンは酒を飲めるということで、遊び盛りのサウジ人がバーレーンになだれ込むのだ。

バーレーンにて、現地の通貨で支払った時、お釣りがサウジリヤルで返ってきたので驚いたことがある。

サウジからも人が集まる!おしゃれマルシェにいってみた【バーレーンのマーケットめぐり】

物価

他の湾岸諸国に比べると、産油国のわりには物価は安め。サウジの国土は広く、車社会なので、1回の移動費は安いが、移動が重なると結構な額になる。

またジェッダやリヤドと言った大都市であれば、比較的安くすませることが可能だが、世界遺産があるアル・ウラと言った小さな町だと、滞在費がべらぼうに高くなる。

詳しくは別記事を参照。

サウジアラビアの物価と一人旅でかかった旅費まとめ

市内移動

メトロやバスなどの公共の交通機関はあまり発達していないため、タクシーが一般的な交通手段。

一方でUberやCareemなど配車サービスが広く普及している。ローカルタクシーもあるが、メーターがなく価格は交渉制。行き先もよくわからん、という運ちゃんが多いので、配車アプリサービスの方がスムーズである。

ちなみに通常のタクシーとUberとでは、2倍ほどの価格の開きがある。運ちゃんたちがぼったくっている、というよりも単純にUberの価格設定が安いのだと思われる。

WiFi環境とSIMカード

空港内でSIMカードを購入することが可能。ジェッダ空港だと、メッカ巡礼者専用のパックがある。もちろん観光客でも購入可。28日間有効でネット1GBがついて30リヤル(約900円)ほど。他の湾岸諸国に比べると断然安い。

主な通信会社はMobilyとZain。Mobilyのパッケージのほうが安かったので、個人的にはMobilyのSIMカードを使用した。

写真はOK?

サウジアラビアは写真が取りにくいというイメージがあるが、まったく写真撮影がNGというわけでもない。

街中の人であっても、「写真をとっていいか?」と一言断れば、写真を撮らせてくれることもある。

他の国と同様、政府関連施設や軍施設などを撮影することはNG。また現地の女性を撮影する場合も要注意。とがめられた場合には、抑留や逮捕されることもある。

トイレ

サウジアラビアのトイレは、洋式と和式が混合した状態。トイレに入ると、イスラーム圏のトイレでよくみられるシャワーホースのみがついたトイレが多い。

使用した紙は、くずかごに入れるのがマナー。海外のトイレは流れにくいので、紙をいれるとつまることがある。

トイレットペーパーやティッシュを持参して行くと便利。

コンセント

なぜかサウジアラビアにはA、B、BF、C4種類のコンセントが使われている。私がホテルなどにとまった限りでは、BFだけで問題はなかった。

SONICERの変換プラグであれば、サウジでも使えるし、日本でもスマホとKindleといったように複数のデバイスを同時に充電できるので便利。

サウジアラビアの観光ポイント

時間に余裕をもって

サウジアラビアの国土は日本の約6倍。アラビア半島でも一番の国土の広さを誇る国である。数日あれば十分というUAEやカタール、バーレーンとはわけが違うのだ。であるから、サウジ観光にはそれなりの時間をかける必要がある。

国内の世界遺産や主要都市に訪れようと思えば、1週間ほどは必要。

都市間の移動は飛行機が便利

世界遺産や観光スポットは国内に点在している。長距離バスはあるものの、主要都市をつなぐ新幹線のような鉄道はまだ開発途中。ゆえに国内では飛行機が一般的な移動方法となっている。

首都のリヤドからサウジ第2の都市ジェッダまでは飛行機で約2時間。飛行機での移動を考えて、予定を組みたい。

夏は避けるべし。さもなくば地獄をみる

砂漠地域が多いサウジアラビア。6月から10月までの時期、リヤドやジェッダは日中の気温が40度近くにもなる厳しい気候だ。

一方でジェッダ近くにある都市タイーフや南部のアブハは、高地に位置するので、夏には国内から多くの避暑客が訪れる。低地と比べると、気温は10度ほど低い。

ジェッダやリヤドを訪れるなら、やはり10月から3月までの冬季期間がおすすめだ。

巡礼月のジェッダをなめてはいけない

毎年巡礼月にもなると、メッカの玄関口であるジェッダは世界中からの巡礼者であふれかえる。JR新宿駅の混雑具合など比にならない。

この時期は、ホテルの価格も高騰するので、避けた方が無難。巡礼月は、月の満ち欠けによって決まるので、毎年少しずつずれていく。

サウジのいろんな顔を楽しもう

先述したとおり、サウジは広い。北はイラクとヨルダン、南はイエメン、東はオマーン、UAEに接している。

首都リヤドは、砂漠のど真ん中にできた新興都市。一方でサウジ第2の都市ジェッダは、紅海に面して、アフリカにも近い。古くから巡礼者が訪れた都市としての歴史がある。

日本で見る北海道と沖縄の違いのとごく、サウジも地域によって住む人々や建築物、雰囲気もまったく異なるのだ。

またサウジアラビアは、観光地としてはまだ未発達の国だ。ドバイや他の国のように、スイスイと観光ができるわけではない。

これだけは知っておきたい!サウジ観光の心構えと気をつけるべきこと

人類史を語る世界遺産から絶景スポットまで!おすすめ観光スポット

匠の技が光る建築群。世界遺産、ジェッダの歴史地区

19世紀を中心に建てられたオスマン帝国時代の家屋が立ち並ぶ歴史地区。同地区は、アル・バラドとも呼ばれている。その建築の美しさは、アラビア半島随一といっても過言ではないだろう。

中でも有名なのが同地区にある1881年に作られたナシーフ・ハウス。当時、この地域の有力な商人の住居として建築され、部屋数はなんと100以上。現在では博物館になっている。

神に呪われた世界遺産!?マダイン・サーレハ

マダイン・サーレハ

ヨルダンのペトラ遺跡を聞いたことはあるだろうか。ペトラ遺跡は、紀元前2世紀頃に興ったナバテア王国の古代遺跡である。

サウジアラビアの北西部にある、このマダイン・サーレハはペトラ遺跡についで2番目に巨大な、ナバテア人による遺跡だと言われている。

墓石群の他、神殿や貯水槽などが良好な状態で保存されている。その他にも紀元前3世紀頃に存在したといわれるリヤーン人の岩絵なども残されている。

ちなみにムスリムの中には、このマダイン・サーレハを縁起が悪い場所と思っている人もいる。コーランには、神に呪われた忌むべき土地として記述されているからだ。

サウジ人の知人に、「今度はマダイン・サーレハに言ってみたいなあ」などとぬかすと、「あそこは行くもんじゃないよ。行ったとしても絶対長居しちゃだめ。あたしなんか生涯で1度いったきりだわよ」などと言われたものである。

行くのが激ムズ!絶望の世界遺産マダイン ・サーレハに行ってみた

人類史を物語る絵巻!?アラビア半島最大、ハーイル地方の岩絵

 

サウジアラビア北部の砂漠地帯に位置する、ジュッバとシュワイミスの2か所に残る壁画群。その岩絵群はアラビア半島では最大かつ最多とも言われている。

アラビア半島が砂漠化する78万年前から12万年前の中期完新世には、この地域には水が豊富にあったともいわれている。

そうした時代の環境変化や人類の暮らしぶりを反映するものとしても、高い評価を受けている。

人類の歴史を感じる。世界遺産ハーイル地方の岩絵を訪れて

サウード家が拠点とした場所。ディルイーヤのツライフ地区

かつてのサウード家が拠点としていた都市遺跡。1774年から1818年にかけて、第一次サウード王国の首都でもあった。2010年に世界遺産に登録。

見どころは、15世紀に起源をもつ、ナジド様式の建造物や宮殿。サウジアラビアの国土は広く、地域によって建築様式も異なる。国内の建築の多様性を知る上でも、貴重な場所だ。

サウジ建国の歴史ココにあり!マスマク城

マスマクフォート

リヤドの旧市街地区に位置するマスマク城は、サウジアラビア建国の歴史を語る上でははずせない場所。

サウジの初代国王アブドゥル・アジズが、この地域を支配していたラシード家を陥落させた場所である。この戦いの勝利によって、サウジアラビアが建国されたのだ。

城を奪還してからは、アブドゥル・アジズが征服した部族からの朝貢、反抗的な部族長の監獄、イギリスの将校をもてなす場としても使われた。

以後、ムラッバ宮殿に移るまで、初代国王はここに居を構えていた。

サウジ初代国王が住んでいたムラッバ宮殿

リヤド市内にある1938年に建築されたアブドゥル・アジズの宮殿。現在は博物館となっている。日干しレンガやヤシの葉の茎など、地元の素材を使ったナジド様式の建築が特徴的。

絵本の世界に入り込む。リジャール・アルマ

サウジ南西部の都市、アブハから45キロほど離れた山岳地帯に位置する。かつてはイエメンやレバントからメッカを目指す巡礼者たちが集まる商業地区として栄えた場所である。

10世紀頃に建造されたといわれ、堅石や泥、木材といったシンプルな素材が使われている。

建物の1つは博物館として公開されており、この地方の伝統的な生活用品やジュエリーなどが展示されている。現在、世界遺産の暫定リスト入りしている。

自然が作り出した奇景。ワーバ・クレーター

直径2キロにも広がる巨大クレーター。クレーターの高さは250メートル。例ごとく、隕石墜落説がささやかれているようだが、とある学者によると火山噴火によってできたとのこと。

サウジ第2の都市ジェッダから、車で4時間ほど離れた場所にある。

まるで月面世界!?「世界の果て」

首都リヤドから北西部に90キロほど行った平地に突如現れた断崖絶壁。その名も「世界の果て」。サウジ国内の中央部に弧状に広がる、トゥワイク崖地の一部である。

目の前一帯に広がる荒涼とした風景は、見るものに月面にいるかのような不思議な感覚を与える。

イスラーム教徒の世界の中心。2大聖地メッカとマディーナ

サウジアラビアには、イスラーム教の2大聖地メッカとマディーナがある。

とりわけメッカは、イスラーム教徒にとっては「世界の中心」とも言われている。イスラーム教徒が1日5回の礼拝をするときに、メッカにあるカアバ神殿に向かってお祈りをするのだ。

モスクでも、メッカの方角を示すミフラーブと呼ばれるくぼみがある。それぐらい、イスラーム教徒にとって、日常的に意識するのがこのメッカの方角。

メッカは観光スポットというよりも、まさしく巡礼地。世界中のイスラーム教徒が巡礼をするために訪れる。

異次元空間!イスラーム教徒の聖地、メッカへの巡礼記録

メッカには、「アル・ハラーム・マスジド」と呼ばれる聖モスクや、カアバ神殿といった聖地スポットの他に、世界で3番目に高いビルであり、世界一高い時計塔でもある「クロック・タワー」といった近代的なビルもある。

メッカとマディーナに観光客は入れる?

メッカとマディーナはイスラーム教の聖地であるため、異教徒が入ることは禁じられている。

両地域ともに検問所があり、そこでイスラム教徒がどうかをチェックされる。

イスラーム教徒のもう1つの聖地、エルサレムにある岩のドームは、モスク内には異教徒は入れないものの、外観だけは観光客にも解放されている。

この事実を知ると、若干サウジがケチな感じもしなくはない。

とはいえイスラーム教徒であっても、誰もが聖地に簡単に出入りできるわけではないのだ。メッカに入るには巡礼ビザが必要で、30歳未満の独身女性は、必ず父親や男兄弟などの同伴が欠かせない。

メッカに限っては、世界に16億人もいるイスラーム教徒であれば、誰もが一度はこの地を訪れることを夢見る。

そんなイスラーム教徒たちが一斉に押し寄せる姿を想像してほしい。もはやカオスだ。すでにメッカでは、年々増加する巡礼者たちに応じて、聖地の拡張工事なんかも行っているほどだ。

サウジアラビア観光の醍醐味とは?

サウジアラビアの観光はまだ開発中。しかし、実際に訪れて感じたのは、高いポテンシャルを持っているということ。世界遺産があり、文化的にも歴史的にも見るべきもの、感じることが多くある。

アラビア半島最大の国土を誇り、人口が多いということも、旅行者には「異国を旅している」という感覚をしっかり与えてくれる。

一方で、国土も人口も極めて少ないUAEやオマーン、バーレーンといった他の湾岸諸国では、それぞ感じづらいのだ。


ジェッダにあるイエメンスーク

観光客がまだ少ないせいか、経済的にも発展途中なゆえか、街中の人々との距離感も心地よい。サウジを歩いていて感じたのは、サウジとイランがどことなく似ているということ。

断交中のイランとサウジアラビアだが、人口の規模や長い歴史や豊穣な文化を持っているという点では、ひどく似ているのだ。

今後はますますサウジ観光は発展しそうだが、せめてドバイ化だけは避けて欲しいものである。やはりサウジはサウジらしく独自路線を貫いて欲しい。

サウジ旅行前に読みたい

サウジに関する旅行本は、これというものがない。治安に問題があるわけではなく、観光客を大々的に受け入れてこなかったためだ。紹介したところで、観光客はこれないしねえ・・・という時代だったのだ。

そんな中、現時点である程度まとまった情報が得られるのが「地球の歩き方」。国土が広いサウジの主な観光スポットを網羅している。

20代後半から海外で生活。ドバイで5年暮らした後、イスラーム圏を2年に渡り旅する。その後マレーシアで生活。大学では社会科学を専攻。イスラエル・パレスチナの大学に留学し、ジャーナリズム、国際政治を学ぶ。読売新聞ニューヨーク支局でインターンを行った後、10年以上に渡りWPPやHavasなどの外資系広告代理店を通じて、マーケティング業界に携わる。

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