プロフィール

中東に出会うまで

大学に入るまでは、海外に全く興味がなく島で平穏な日々を送っていた。しかし、ある日親の指令によりケニアのナイロビに移送され、海外を楽しむ日本人に会いインスパイアされる。

ザ・暇な大学生として、何か面白いことがしたいと思いながらも、特に何もひっかからない日々が続く。アメリカに語学留学したい!と親に聞いてみるが、「ダメだ」と却下される。

そんな中、偶然見たイスラエルとパレスチナのドキュメンタリーで、テーマはこれだと決める。なぜ同じ人間が民族が違うだけでいがみ合っているのか?その事実を自分の目で確かめたい。同じ年の夏にパレスチナ難民キャンプにボランティアに参加。

初めての海外一人旅?だった。その後、暇つぶしでまわったイスラエル旅行で、ハイレベルな海外経験をする日本人たちに会う。彼らにインスパイアされるとともに、イスラエル、パレスチナの両側からこの地域の事情を見てみたいと思いイスラエル、パレスチナへの留学を決意する。

再び中東に戻ることを目指して

その頃からジャーナリストになることを考え始める。しかし、パレスチナ取材を長年続けるベテランジャーナリスト、広河隆一氏に「はじめっからフリーを目指すのはきついよ」と言われる。

日本の新聞社やメディアも考えたが、長い下積みと主に日本語を使う仕事(=海外での汎用的スキルになりにくい)は、海外で働くための道ではないと思いやめる。一方で、海外でも需要がある専門職を身に付けるため、デジタルマーケターになることを選び、日本でインターンを始める。

留学後はイスラエルで働きたいという夢のために尽力してきたものの、就労ビザの問題が立ちはだかる。大学を卒業してから、海外(中東)就職への夢を抱きつつ数年が過ぎる。

ベイルートを旅行中にやっぱり海外(中東)で働きたい、と思いたつ。中東での職探しを始める。ある日、トランジットで降りたドバイを思い出す。あそこなら外国人でもビザが取りやすいのでは?しかも一応同じジャンルの中東。ということで、さっそく転職活動を開始。

中東を探究する日々

構想から数年後にようやく海外就職を果たし、ドバイに移り住む。仏系広告代理店を経て、現在は国内大手の不動産ポータルサイトを運営する会社に勤める。UAE、サウジアラビア、バーレーン、カタール、レバノン、エジプトといった中東市場のデジタルマーケティングを担当。仕事では自社のデジタルマーケティング運用を国内トップレベルまでに持っていくことが目標。

私生活では、中東の面白さを発見するため淡々と中東のどこかを練り歩く日々を続ける。ジャーナリストになることは、今でも時々頭をかすめる。けれどもジャーナリストやニュースが報じる中東は、いつでも残酷で不条理な事実だ。平穏な日常はニュースになり得ないから仕方がない。

広い中東といえども、不条理や悲劇ばかりではないはずだ。人生は短い。そして中東の和平とやらに人生をささげるのには一個人の人生は短すぎる。だったら、もっと楽しいことにスポットをあててもいいんじゃないか。

中東の面白さを文章で面白く伝えたい。中東というテーマで、クスっとしていただければそれで幸い。紙面の都合やスポンサー、読者の関心度合いで削ぎ落とされていく中東の日常の断片が、誰かに届けばそれも幸いである。