【完全ガイド】ドバイモールのおすすめレストラン&必見スポット

ドバイモール。そこは単なるショッピングモールではない。むしろ一つの巨大な都市といえよう。

それぐらい、我々がイメージするイオンモールなどといった典型的なモールとは一線を画している。

ドバイモールは、モールのカテゴリを飛び越えた、エンタメ都市である。水族館もあれば、スケートリンク、世界中の高級ブランドショップや食が集まるフードコート。そんなドバイモールもとい巨大エンタメ都市の歩き方をご紹介。

世界中から観光客が集まる巨大モール

お店の数は飲食店もあわせて1,000店舗以上。ドバイモールはとにかくでかい。しかし、でかいだけではない。今では年間8,000万人以上が訪れるれっきとした観光スポットにもなっている。

UAEの人口が1,000万人弱。東京ディズニーランドの年間入場者数が3,000万人だということを考えると驚異的な数値である。

近年では、中国人のビザが規制緩和されたということもあり、中国人観光客が爆速で増えている。ショップには中国人の店員が増え、中華レストランも増えている。

ドバイモールを周るときのポイント

目的の店をあらかじめチェック

ドバイモールはケタ違いに広いため、目的のショップにいくのにも時間がかかる。自分がどこにいるのかわからないという状況にもしばしば陥り、行きたかった店を発見できずに終わったという話も聞く。

なので、どうしてもここは行きたい!という店がある人はあらかじめ公式サイトのフロアマップガイドで場所を確認してからいくべし。

ペットボトルの水を持参しておくと便利

ドバイモールをすべてを周ろうと思えば、速足で歩いても最低3時間はかかる。ある意味では皇居の周りを走るよりもずいぶんな運動になるのである。館内は、クーラーが聞いているとはいえ、ひたすら歩き続け、人々の熱気にさらされていると、ふと喉が渇いたな、ということに気付く。

店はたくさんあるが、キオスクやスーパーは限られた場所にしかないので、ペットボトルの水を持参しておくと、ちょっとした水分補給に便利である。

歩きやすい靴&動きやすい服装で

繰り返しになるが、ドバイモールの移動はとにかく歩く。そのため、ヒールよりかは運動靴やサンダル、フラットな靴をおすすめする。

ドバイモールを周るのに必要な時間は?

これは各々の目的によって異なるだろう。迷おうと思えば、徹底的にショッピングの森に迷い込むことができるドバイモール。

先ほど述べたように、早歩きですべてのフロアをまわろうと思っても軽く3時間以上はかかる。なので軽く見て回るだけでも、最低3~4時間は見積もっておきたいところである。紀伊国屋書店やカフェもあるので、時間を潰す場合にも最適。

がっつりショッピングをするのであれば、半日は必要。映画館やキッザニア、スケートリンク、水族館なども入っているので、まる1日を過ごすことも可能だ。

ドバイモールのおすすめレストランは?

ドバイモールのレストランでは、残念ながらアルコールの提供はない。なので、お酒を飲みたいという場合には、ドバイモールに隣接する「スーク・アル・バハル」にあるレストランやバーで食事をすることをおすすめする。

ドバイモールでのランチや早目のディナーにおすすめなのが、「Social House」というカジュアルレストラン。

ドバイモールレストラン
ドバイ・ファウンテン近くにある「Social House」

古今東西の料理を提供するインターナショナルなお店。価格帯は一人当たり1,000円から3,000円ほど。

手軽な値段で、味も美味しいので現地の日本人や観光客には人気。テラス席からは、ドバイ噴水ショーが見れる。日没以降は混雑するので、早めにいってあらかじめ席をとっておくべし。

ドバイモールであれば、日本食よりも中華がおすすめ。「Social House」の近くにある、「P.F. Chang’s」や「New Shanghai」は、安定したクオリティの中華料理を提供してくれる。

手軽に安く済ませたいという人であれば、フードコートがおすすめ。多国籍な料理が食べられる上に、1,000円ほどでお腹いっぱい食べられる。

ドバイモールの巨大フードコートを攻略!おすすめの店、営業時間など

お酒が飲めるレストランでおすすめなのが、スーク・アル・バハル内にある「KANPAI」もしくは、ドバイモール噴水近くにある「KATANA」という日本食レストラン。どちらもお酒が通常よりも安く飲めるハッピーアワーをやっているので、チェックされたし。

ココを見逃すな!ドバイモール見どころスポット

繰り返しになるが、ドバイモールは単なるショッピングの場ではない。老若男女が楽しめるスポットがたくさんある。

世界一巨大な水槽で有名。ドバイ水族館

圧巻の迫力があるのが、ギネス記録にも登録されたという、この巨大水槽。サメやエイをはじめとして140種類以上の魚たちが優雅に泳いでいる。

水槽を眺めるだけでも十分だが、館内にある水族館も一見の価値はあり。特に体長2メートルを超す巨大ワニの餌付けショーは圧巻。巨大水槽でのダイビングも可能。

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圧巻のエンタメ。ドバイ噴水ショー

いわずとしれたドバイの噴水ショー。毎日18時から23時まで30分おきに噴水ショーが催される。昼間は1時、1時半の2回公演のみ(金曜日は1時半と2時から)。

たかが、噴水ショーと思われるかもしれないが、実物を見るとその迫力に驚かされる。一度は見ておいて損はないエンタメショーだ。

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異国情緒あふれる「ザ・スーク」

スークと呼ばれるアラブ地域の伝統的マーケットを再現したのが、「ザ・スーク」。ラクダのミルクを使ったスイーツやカプチーノが楽しめるカフェや香水、アバヤ、アクセサリーなど、スークならではの品ぞろえが特徴。

ザ・スークはあくまで雰囲気を楽しむだけにとどめておきたい。実際にショッピングをするなら、デイラ地区にあるスークの方が安いのでおすすめ。

ドバイのスークを楽しもう!おすすめスポット、行き方、時間帯など

巨大恐竜の化石、「ドバイ・ディノ」

モールに突如として現れる、巨大恐竜化石。その名も「ドバイ・ディノ」。1万5千年以上も前の巨大恐竜の大きさに圧倒される。

謎のオブジェ、「ヒューマン・ウォーター・フォール」

ドバイモールにきた観光客の多くが、立ち止まって写真をとるのがこの謎の滝。摩訶不思議なコンセプトが人々を惹きつけるらしい。

京都発のカフェ!「アラビカ」がドバイモールに!

京都で人気のコーヒーショップ、「アラビカ」の味がドバイモールでも楽しめる。ドバイーモールは、多国籍な人間であふれているが、なぜかここだけは地元のアラブ人が多い。

売れ筋メニューはホットコーヒーのようだが、抹茶ミルクやスパークリングレモネードなんかもある。日本らしい味わいが楽しめるカフェだ。ドバイモールで歩き疲れた時に、ほっと一息つきたい場所である。

「アラビカ」は、ドバイで2番目に大きいモール・オブ・ジ・エミレーツにもある。

お土産を買うならココ!おすすめショップ

定番のお土産ショップといえば、「Camel Company(キャメル・カンパニー」や「Hallmark(ホール・マーク)」、「Gallery One(ギャラリー・ワン)」。

個人的におすすめなのが、「Galeries Lafayette(ギャラリー・ラファイエット)」。フランスの百貨店が運営するセレクトショップで、定番の店にはないおしゃれ雑貨がそろう。

バラマキ用のお土産であれば、モールに入っているウェイトローズという英系スーパーが便利。

ドバイモールのスーパーでお土産探し!定番土産&おすすめを紹介

ドバイらしい高級土産を手に入れるなら、高級チョコの「Patchi(パッチ)」や高級デーツで有名な「Bateel(バティール)」に立ち寄るとよいだろう。そのほかにも、イエメンの希少なハチミツ、「シダルハニー」もおすすめ。

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要チェック!日本未上陸の注目ショップたち

ドバイモールには、日本にはまだないお店もある。

たとえば、フランス発のコスメセレクトショップ、「SEPHORA(セフォラ)」。

ドバイのセフォラ

バス・ボディーグッズを扱うアメリカの「Bath & Body Works(バス&ボディー・ワークス)」。

日本には一応店舗があるものの、日本の店舗では取り扱っていない下着や水着が買える「Victoria Secret(ヴィクトリア・シークレット)」は、日本人に限らず世界中の女性観光客でいつもにぎわっている。

ドバイの銀座!?ファッション・アベニュー

ドバイファッションアベニュー

高級ブランド店が連なり、モールでありながら銀座のような雰囲気を醸し出すのがファッション・アベニュー。ドバイモールとは別館になるが、連絡通路を通じて行き来ができる。

ドバイモールの大衆的な雰囲気とは全く違う、高級感を醸し出す場所。椅子、カーペット、床などあらゆるものが高級感あふれているという、こだわりぶり。日本の真珠ジュエリーブランド、「MIKIMOTO」や「KATSUYA」と呼ばれるちょい高級日本レストランなども入っている。

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無料Wi-Fiも完備

ドバイモールでは、無料Wi-Fiが無制限で使える。メールアドレスや携帯番号を登録するだけで、簡単にネットが使える。

不特定多数の人が使うWi-Fi&個人情報を登録するのが心配という人は、現地でSIMカードをゲットするか、日本からWi-Fiルーターをレンタルするのがよいだろう。

ドバイモールへの行き方

ドバイモールへ行くには、主にタクシーかメトロを使う。メトロであれば、「バージュ・カリファ・ドバイモール駅」直結なので、気軽に行ける。ただし、駅からモールまでは果てしなく遠く、10分ぐらい歩く必要がある。

深夜まで楽しめるドバイ・モール

ドバイモールの営業時間は、10時から23時まで。日本人からすれば深夜近くまでやっているモールというのは珍しいだろう。

しかし、ドバイは日中が40度を超えるほど暑いため、人々が活動するのは主に日が暮れてから。ドバイモールがもっとも活気あふれるのが夜の7時から9時頃なのである。深夜近くでも、子どもたちがモールできゃっきゃしているのだ。

ドバイ旅行おすすめ本

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20代後半から海外で生活。ドバイで5年暮らした後、イスラーム圏を2年に渡り旅する。その後マレーシアで生活。大学では社会科学を専攻。イスラエル・パレスチナの大学に留学し、ジャーナリズム、国際政治を学ぶ。読売新聞ニューヨーク支局でインターンを行った後、10年以上に渡りWPPやHavasなどの外資系広告代理店を通じて、マーケティング業界に携わる。

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