ドバイ観光に何日必要?ドバイを満喫する理想の日数とモデルプラン

ドバイ観光に何日必要か。難しい質問である。正直に言えば、ドバイは人生において特に行かなくてもよい場所だと個人的には思っているからだ。しかし、それじゃああまりにも寂しいじゃないの。ドバイに数年暮らしているというのに。

家族や友人たちがドバイにやってくる以上、ドバイを案内しなければいけない。そこで、ドバイを個人的に案内してきて叩き出した結果。ドバイ観光には何日必要か、そしておすすめのモデルコースについて語ってみたい。

ドバイを観光するのに必要な日数は?

ドバイはそれほど大きくなく、見どころもぎゅっと集まっている。ドバイ観光をフルでするなら3泊4日は必要。ただし、王道スポットだけをめぐるのであれば1~2日でも可能だ。

せっかくドバイへ行くのなら、アブダビも合わせて観光しておきたい。ドバイからアブダビまでは車で1時間半の距離なので、日帰りでも行ける。

アブダビにには、ドバイにはない豪華絢爛なグランドモスクやルーヴルアブダビ博物館といった観光スポットがある。ドバイにいってアブダビに行かないのはもったいなすぎる。

ドバイ観光を満喫する3泊4日プラン

羽田や成田から出ているエミレーツの直行便を利用すれば、週末を利用してドバイに行ける。

金曜の深夜に日本を発ち、同日の朝にはドバイにつく。それから金曜と土曜をドバイでがっつり遊んで、日曜の朝にドバイを出発。日曜の夜には日本につくので、ドバイでも十分週末旅行が可能なのだ。

それにドバイは埼玉県ほどの大きさなので、タクシーを使えば30分ほどで市内の大半の場所にはいける。

モデルコースとしてはこんな感じ。

1日目のプラン

午前
・ドバイのオールドスーク巡り(香水、テキスタイル、スパイス、ゴールドスーク等)
・渡し船でドバイの伝統地区バスタキヤ地区へ
・観光客に人気の「アラビアン・ティー・ハウス」でランチ

午後
・午後3時から砂漠ツアー。砂漠体験&アラブ料理ブッフェ

古き良きドバイを体感するスークは、ドバイでも定番の観光スポット。スークに行く場合、金曜日の午前中は避けたい。金曜日は、イスラーム教徒たちの休みなので、多くの店がしまってスーク近辺はひっそりとしている。

スークめぐりをした後は、砂漠ツアーへ。ドバイにきたら絶対外せないアクティビティだ。砂漠を見ずして、ドバイを立ち去ることはできない。ラクダ乗り体験や、ベリーダンスショーなどエキゾチックな体験も満載。

2日目のプラン

午前&午後

アブダビへ日帰り観光。バスで移動。

・アブダビのグランド・モスク
・エミレーツ・パレスで記念撮影&アフタヌーン・ティー体験
・ルーヴル・アブダビ美術館
・世界一美しいスタバ(ドバイ)

グランドモスクや、エミレーツ・パレス、ルーヴル・アブダビなど見所がたくさんなアブダビ。ドバイから車で1時間半なので、ドバイにきたら絶対に外せない場所だ。

ドバイからアブダビへはバスやツアーを利用するのが便利。バスを利用する場合には、アブダビへのバスが発着するイブンバトゥータ駅のモールにある、「世界一美しいスタバ」に立ち寄りたい。

アブダビへは、ドバイから日帰りツアーも出ているので、ツアーを利用するのも便利だ。

【3日目のプラン】

午前
・世界一の人工島、パーム・ジュメイラへ
→高須クリニックのCMでおなじみ!ヘリでパーム・ジュメイラを遊覧するコースも
・オリエンタルな雰囲気が漂うマディナット・スーク
・7つ星ホテル、バージュ・アル・アラブ近くのビーチで写真撮影

午後
・世界一巨大なドバイモールへ
世界一高い高層ビル、バージュ・カリファ展望台で夕日&夜景鑑賞
・ドバイファウンテンで、圧巻の噴水ショー
→ドバイ噴水ショーを眺めながらのディナーもGood
・フライトの時間まで、ドバイモールでお土産探し

翌日の深夜または早朝に、空港へ。

やはり最後は、ドバイの象徴とも言えるバージュ・カリファ、ドバイ・モール、噴水ショーの3大スポットでしめたい。ドバイ・モールは深夜までやっているので、深夜便の人にとっても時間ギリギリまで遊べるスポットとして嬉しい。

最短1日でもドバイの見どころは押さえられる

トランジットなどで時間が限られている場合。時間がないからといって悲観してはいけない。むしろ自信をもって、数時間でもまわれる!と言いたい。

とりあえずドバイのタウンタウンへ行ってみてほしい。バージュ・カリファ、ドバイ・モール、ドバイ噴水ショーなど。これを見るだけでドバイ観光は達成したと言っても過言ではないだろう。

なげやりではない。単にドバイ観光の本質を考えればこれで十分なのだ。

ドバイに5泊以上する時の楽しみ方

1日や週末旅行でドバイを楽しめるんだったら、4日以上いる必要はないんじゃない?と思われるかもしれない。しかし、それはあくまでドバイでの観光スポットめぐりを考えた時だけの話。

4泊以上の場合にはそれなりの楽しみ方があるのだ。たとえば、ドバイの高級ホテルでまったりと極上の休暇を過ごしてみる。

観光スポットをめぐるだけがドバイ観光じゃない。ドバイには高級ホテルが多くあり、プライベートビーチやプールでゆったりと過ごせる。何もしなくても楽しめる空間が多くあるのだ。砂漠ホテルだったら、何もせず砂漠に囲まれて1、2日を過ごすのもありだろう。

アクティビティ派には、ドバイ郊外の小旅行がおすすめだ。砂漠と高層ビルしかないと思われているが、車で2時間もいけば、中東のフィヨルドとも呼ばれるオマーンの飛び地、ムサンダムがある。

ドバイ旅行おすすめ本

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20代後半から海外で生活。ドバイで5年暮らした後、イスラーム圏を2年に渡り旅する。その後マレーシアで生活。大学では社会科学を専攻。イスラエル・パレスチナの大学に留学し、ジャーナリズム、国際政治を学ぶ。読売新聞ニューヨーク支局でインターンを行った後、10年以上に渡りWPPやHavasなどの外資系広告代理店を通じて、マーケティング業界に携わる。

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