ドバイのおすすめ買い物スポット!アウトレット、ブティックショップまで

ショッピング天国とも呼べるドバイ。そんなドバイには、巨大なモールからハイセンスなブティック・ショップ、人情味があるスークなど多くのショッピングスポットがある。

そんなドバイのおすすめ買い物情報をご紹介。

世界最大規模のドバイ・モールは外せない

ドバイ・モールは、世界中から観光客が押し寄せるショッピングスポット。なにせ21世紀最大のショッピングモールなどとも呼ばれ、店舗数は1,200店舗以上にものぼる。

もはや1つの街といっても過言ではない。入っている店もとにかく多様で、ファッションだけに関してもH&MやZARAといったファストファッションから、高級ブランド品店が連ねている。


ファッション・ウィーク時にドバイモールで行われたヴォーグのイベント

レストラン、シネマ、キッザニア、アイスリンク、水族館(5メートルほどの巨大ワニがいる)などもあり、1日中過ごせてしまうほどだ。

モールは一通り土産屋さんやブランド店が入っている。しかしお目当のブランドがある場合は、チェックしておいたほうが良い。いくらドバイ・モールが世界最大とはいえ、ドバイ・モールに入っていないブランド店もちょいちょいある。

ドバイにはいくつも巨大モールがあるが、おすすめはドバイ・モールとモール・オブ・ジ・エミレーツ。その他のモールは若干の違いこそあれ、入っている店は他とほとんど変わらない。

ブランド品を安く買うなら!断然アウトレット

ドバイはブランド品が安い!というイメージがあるが、正直にいうとちょっとお高めな気がする。なにせブランドの通販サイトの方がずっと安いし、輸入しているわけだから関税などが含まれている。

それに2018年からVATと呼ばれる消費税が導入されたので、無税というわけでもない。

ドバイの主要アウトレットモールは2つ。「ドバイ・アウトレット・モール」と「ザ・アウトレット・ヴィレッジ」。どちらも都心部からタクシーで20~40分ほど。メトロやバスで行くのは難しい。


ジャベル・アリ近くにある「ザ・アウトレット・ヴィレッジ」。ドバイ・アウトレット・モールよりもこじんまりしている。

「ザ・アウトレット・ヴィレッジ」は、ファッションに特化している点が特徴。個人的にパリのブランド、「サンドロ」や「ディーゼル」があるのはポイントが高い。下記以外にもセレクトショップ的な店舗では、クロエや高級イタリアブランドなど定価では絶対買えないような服も並んでいる。掘り出し物を探すのに夢中になってしまう場所だ。

ドバイの都心部からタクシーで行くと、往復約3,000円ぐらいかかった。しかし、アウトレットでお得に買ったことを考えると、それでも安いことは安かった。

ザ・アウトレット・ヴィレッジ:ブランド店舗一覧
GAP、ケイト・スペード、アルマーニ、バナナリパブリック、BCBGMAXAZRIA、マイケル・コース、ランバン、ラコステ、ルイスフェラウド、テッドベーカー、ロベルト・カヴァーニ、サンドロ、トミー・ヒルフィガー、ディーゼルなど

ザ・アウトレット・ヴィレッジ公式サイト

一方で、「ドバイ・アウトレット・モール」は、ファッションだけでなく日用品やお土産関連の店舗も入っている。香水を取り扱う「アラビアン・ウード」やドバイ土産の定番の店「キャメル・カンパニー」など。こちらもセレクトショップがあり、ドバイモールに入っているような超高級ブランドのシューズやファッションの取り扱いもある。

ドバイ・アウトレット・モール:ブランド店舗一覧
アディダス・オリジナル、アシックス、バーバリー、カルバン・クレイン、カルティエ、チャールズ・キース、コーチ、コロンビア・スポーツ

ドバイ・アウトレット・モール公式サイト

大規模なセールイベントを利用するべし

アウトレットモールにいくのがどうも・・・という人は、セール時期をねらうべし。ドバイの店舗で購入するならこれが一番楽でお得な方法。ブランドによっては最大90%オフになる店もある。

ドバイのセールは単なるセールではない。ドバイ市民&世界中の観光客が押し寄せる戦場である。それだけお得感があるセールだということ。

ドバイの主要セール
ドバイ・ショッピング・フェスティバル(DSF):1月1日〜2月下旬
ドバイ・サマー・サプライズ(DSS):6月末〜8月初旬
ラマダン・セール:ラマダン明け3日ほど

地元のおしゃれっこたちも通う!おしゃれなショップで雑貨をゲット

世界中からモノやヒトが集まるドバイだからこそ買えるモノにも注目したい。ショッピングモールやスークで見かけるものは、だいたいどこでも手に入る。けれども、以下で紹介するショップで取り扱うほとんど商品は、ユニークなものが多い。

品のよいモダンアート作品に出会う、「The Majilis Gallery」

2020年のドバイ万博に向けて、開発が進むバスタキヤ地区。そんなバスタキヤ地区で注目を集めつつあるのが、「ザ・マジリス・ギャラリー」。

ドバイの土産店は一通り見てきたが、他の店にはないようなオリジナルグッズを揃えている、というのが印象だ。他では買えないようなグッズが欲しいという人にはぴったりな場所かもしれない。

The Majilis Gallery(ザ・マジリス・ギャラリー)
営業時間
日曜〜金曜:10時〜18時
土曜:9時〜17時
場所:バスタキヤ地区。詳細は地図で確認
公式サイト:http://www.themajlisgallery.com/

地元のおしゃれさん御用達!ハイセンスなグッズがそろう、「O Concept」

湾岸諸国でいちはやく出店したというブティックショップ、「O Concept(オーコンセプト」。地元のUAE人が多く住んでおり、高級住宅地といわれるジュメイラ地区にその店はある。

ドバイのみならずサウジアラビアなどの隣国のデザイナーたちの商品も並ぶ、ローカル色が高いお店。シーズンによって、並ぶアイテムも日々入れ替わる。地元のおしゃれっこやドバイのおしゃれ感度が高い人々などが訪れる。

近くには観光スポット、「ジュメイラ・モスク」やビーチ沿いのおしゃれショッピングスポット、「ラ・メール」などがある。ブティックショップとはいえ、店内は気軽に入れるフレンドリーな雰囲気。

O Concept(オーコンセプト)
営業時間:10時〜20時(定休日なし)
場所:ジュメイラ地区。詳細は地図で確認
公式サイト:http://oconceptstore.ae/

ベストブティック賞も受賞!ドバイで知る人ぞ知る「S*uce」

ブティックショップといえば、ここも忘れてはいけない。ドバイとアブダビに数店舗を構えるブティックショップ、「S*uce」はアクセサリーからインテリアまで幅広く取り扱う。

ドバイのベスト・ブティック賞をこれまでに何度も受賞しているだけあって、洗練度は高い。通販サイトもあるので、気になる方は要チェック。


カラフルな色使いが特徴で、見ているだけでも元気になれる。公式サイトより

S*uce
営業時間:10時〜22時(定休日なし)
場所:ジュメイラ地区。詳細は地図で確認
公式サイト:http://www.shopatsauce.com/

パリジェンヌが立ち上げたコンセプトショップ、「102 Comptoir」

パリジェンヌがたちあげた「102 comptoir」には、オーナーこだわりの雑貨がところせましと並ぶ。ショップの横には、「ヘルシー」をテーマにしたカフェも併設しておりこちらも人気。


まるでパリの一角のお店にいるかのような雰囲気。102 comptoir公式サイトより引用


オリジナリティあふれる繊細なデザインのジュエリーたち。102 comptoir公式サイトより引用

ヴォーグなどのファッション雑誌などでもよく紹介されている、ドバイ有数のおしゃれスポットなのだ。こちらもジュメイラ地区にあり、カフェ&ショップともに9時前にはオープンしているのも嬉しいポイント。

102 comptoir
営業時間:8時〜21時(定休日なし)
場所:ジュメイラ地区。詳細は地図で確認
公式サイト:http://comptoir102.com/

ハンドメイドやオーガニック雑貨が集まる、期間限定のフレアマーケット

10月から3月にかけてドバイではライプ・マーケット(Ripe Market)が開かれる。青空市場をぐっとおしゃれにした感じのものだ。主に欧米系のドバイ市民でにぎわう。ドバイといえども、ヨーロピアンな雰囲気が特徴だ。

モールやスークでは見かけないハイセンスながらも手頃な価格の商品が並ぶ。アーティストたちの談笑も楽しい。

モールだと、世界中のどこでも出回っている既製品が多いので、現地のおしゃれな雑貨を手にいれるものが難しい。けれどもライプ・マーケットでは、世界中から集まったアーティストやデザイナーたちによるハイセンスな商品が手に入る。

世界中のアーティストの作品を扱うアクセサリーセレクトショップ、「Vice Jewellry」のブース。イギリス、スペイン、トルコ、韓国などアーティストによるアクセサリーが並ぶ。

ライプ・マーケットはショッピングだけではなく、フードも充実している。ライプ・マーケットは、ドバイ、アブダビ市内で毎週金曜日の朝9時から15時まで開かれている。

ドバイであれば、ドバイ・フレーム近くにあるザビール・パーク(Zabeel Park)がアクセスがいいだろう。マーケットでは現金のみ、というお店も多くあるので、多めに現金を持参することをおすすめする。

詳細は公式サイトにて

地元産の天然はちみつも!オーガニック食品がそろう、ライプ・マーケット

ドバイのオーガニックショップといえば、ここ「ライプ・マーケット」。グルテンフリーやオーガニック食品を取り扱う。先ほども紹介したようにライプ・マーケットはフレアマーケットを実施する一方で、こうした実店舗も構えている。

メイド・イン・ドバイの「ミルザム」チョコレートや、地元でとれたハチミツ、ピーナッツバターなども取り扱う。

Ripe Market(ライプ・マーケット)
営業時間:毎日8時〜20時
場所:店舗は公式サイトで確認

ドバイはショッピングモールのイメージが強いが、近年ではこうしたブティック・ショップやオーガニック・ショップなども増えてきている。そんな世界中から人やモノが集まるショッピング天国ドバイで、ぜひ買い物を楽しんでいただきたい。

ドバイ旅行おすすめ本

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20代後半から海外で生活。ドバイで5年暮らした後、イスラーム圏を2年に渡り旅する。その後マレーシアで生活。大学では社会科学を専攻。イスラエル・パレスチナの大学に留学し、ジャーナリズム、国際政治を学ぶ。読売新聞ニューヨーク支局でインターンを行った後、10年以上に渡りWPPやHavasなどの外資系広告代理店を通じて、マーケティング業界に携わる。

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