ドバイとアブダビどっちに旅行すべき?おすすめポイントと違い

UAEを旅行するにあたり、ドバイとアブダビのどっちをメインにすべきかと悩む人もいるかもしれない。

かくいう私も毎年のように知人や家族がやってくるので、ドバイとアブダビのどっちをメインにしようかよく悩む。そんなわけで両者を比較してみたうえで筆者のおすすめをご紹介したい。


真の金持ちはドバイにあらず

あまりにもドバイのイメージが強すぎるためか、ドバイ=国だと思っている人が多い。しかしドバイはUAEという国を形成する首長国の1つに過ぎないのだ。UAEの中にはドバイやアブダビを含めた7つの首長国がある。

UAEの首都はアブダビ。あまりにもドバイの知名度が高すぎるため、陰に隠れているが、実はアブダビこそが石油で潤う真の金持ち首長国なのである。先ほど述べた通り、UAEには7つの首長国がある。しかし、すべての首長国が金持ちというわけではない。

一方のドバイはほとんどが石油がでない。ドバイ政府の収入は、石油収入ではなく貿易や建築といった非石油収入がほとんどなのだ。今や金持ちぶっているドバイも、一時期は資金繰りに行き詰まりアブダビに借金をしたことがあるのだ。

当時建設中だった世界一高い高層ビル、「バージュ・カリファ」が2008年に起きたドバイショックにより、完成できない!という状態に陥った。そこで、アブダビが資金を提供したという話はドバイの中でも有名な話である。

同じ国にありながらドバイとアブダビは良い意味でライバル関係にあるように見える。アブダビはエティハド航空、ドバイはエミレーツ航空と航空会社を持っている。こんな小さな国なのに、わざわざ航空会社を2社作る必要はあったのだろうか、と思う。

初めてのUAE旅行ならまずはドバイをメインにするべし

はじめてUAE旅行をする人であれあば、まずはドバイをメインに旅行することをおすすめする。なにせ見どころが多い。話題性に富んでいる場所だ。世界一の高層ビル、巨大モール、スークなどとにかくアクティビティにつきない。ホテルにしてもドバイの方が圧倒的に選択肢が多い。

さらにドバイの大きな利点としては、世界のハブであるということ。2017年にはドバイ空港の国際利用客数は世界一にもなった。アブダビから飛行機で行ける場所は限られているが、ドバイは無数にある。他の国へ行くトランジットとしてもドバイは圧倒的に便利な場所なのである。

ドバイになくてアブダビにあるものは?

すっかりドバイをベタ褒めしてしまったが、アブダビの良さも語っておこう。いかにドバイがすごいからとはいえ、ドバイがすべてにおいてアブダビに勝っているとも言えない。

ドバイになくてアブダビにあるもの。その筆頭格が、国内最大の「アブダビ・モスク」とルーヴル美術館だろう。これらは金持ち首長国、アブダビの賜物といえよう。

なにせあれだけ世界一のものを作って、世界一ビジネスをするドバイにさえ、アブダビのような豪華絢爛なモスクはない。ドバイのモスクはあまりぱっとしないものが多いのだ。数々のハリウッドセレブなども訪れるアブダビのグランド・モスクは、世界的にも有名。

さらにルーヴル・アブダビ。いわずもがな、あのフランスのルーヴル美術館の分館である。

中には、人類史上最高傑作とも呼ばれる美術品が終結している。金持ちが美術品を購入して己の金持ち度をアピールすることを考えれば、世界的に有名な美術館の分館を持つということは、究極の金持ちアピールと言えよう。

建国してまだ半世紀にもみたないUAE。建国前にその地域にいたのは、つつましやかな生活をする砂漠の遊牧民、ベドウィン。つまり人様に見せるようなめぼしい伝統や歴史がないのだ。しかし、金はある。歴史やアートがなければ、金で買っちまえ、というのがこの国の手法である。

パリピの街ドバイ。金持ちの風格漂うアブダビ

個人的な印象ではあるが、ドバイとアブダビは明らかに空気感が違う。首都アブダビは、現地の人が多い。そのため街でもアラビア語がよく聞こえてくる。それに伴い、UAEの伝統イベントなどもアブダビで開催されるケースが多い。

一方のドバイ。外国人の割合が8割ということもあって、UAE感は少々薄い。それにクラブやバーも充実しているので、若干パリピ感がある。
個人的にはアブダビのゆったりとした感じが好きだ。ドバイは変化をし続けて常にせわしないが、アブダビにはやはり金持ちの余裕なのか、町全体にゆったりとした雰囲気が流れているのだ。

アブダビにはドバイにない魅力があるとはいえ、見どころの数としては少ない。1日あればほぼ事足りる。一方でドバイ観光だと、2~3日ぐらいつぶせる。ドバイとアブダビの距離も車で1時間半ぐらいなので、そんなに遠いわけでもない。

利便性などを考えるとやはりドバイをベースにした方がよいかもしれない。

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