ドバイからアブダビへのおすすめの移動方法

ドバイからアブダビへ行くには、いくつかのルートがある。ドバイからアブダビへは日帰りで行けるほど近い。

ドバイからアブダビへバスで行くルート、料金、乗り場などについて紹介。

観光地めぐりならツアーが便利

ドバイからアブダビまでは車で片道1時間半ほど。アブダビもドバイと同様に、それぞれの観光スポットが離れているので移動には車が必須だ。

ドバイからアブダビへバスで行き、そこからタクシーに乗って観光スポット各所をめぐることになる。しかし、はじめての土地で不安・・・という人もいるだろう。そこで便利なのがドバイ発の日帰りアブダビツアー。

ドバイのホテルから送迎バスでアブダビへ連れ行ってくれる上に、グランドモスクルーヴル美術館などアブダビの目玉スポットを回ってくれる。

ツアーによって、立ち寄る観光スポットは異なるので、ツアー内容によく注意されたし。帰りもドバイのホテルまで送り届けてくれる。

ドバイ発のアブダビツアーをチェックする

一人当たり日帰りで1万円以下で行けるものが大半で、自分で行くよりは若干高くなるものの、ツアーにはガイドがついていたり、ドバイのホテルまで送り届けてくれるので便利だ。

タクシー移動は便利だけど高め

たった1時間半の距離なので、街中のタクシーを利用する手もある。金額にすると片道約6,000円程度。人数が多く、自由に移動したいのであればタクシーという手もあるだろう。

アブダビ市内でもタクシーを貸切にするという方法はあるが、待たせている時間なども気になってしまう。

どうしてもプライベート車で行きたい場合は、運転手付きの車を借りることもできる。私が実際に利用したのは、OneClickDriveという会社のサービス。ドバイからアブダビまで12時間ほど貸し切って、3万円ほどだった。

その時は、5人でいったので一人当たり6,000円ほどですんだ。貸切だと、ツアーのように時間や場所を決められることなく、自分たちが行きたい場所に行きたいタイミングでいけるというのが利点。

一番安くて気軽な移動方法はバス

ツアーを利用せずに行くとしたら、もっともリーズナブルなのがバスだ。ドバイとアブダビ間をたった15分ほどで移動する音速列車「ハイパーループ」の建設が計画されているが、まだ実現、導入には至っていない。

そんな夢のような未来が到来するまでは、現実的なバスで我慢するしかない。ドバイからアブダビへ行く長距離バスは、主に以下の2つのバスステーションから出ている。

アル・グバイバ(Al Ghubaiba)・バス・ステーション E100バス

ドバイ国際空港から車で20分ほどの場所にある。アル・グバイバからアブダビのバスステーションまでは2時間。

デイラ地区やバール・ドバイに宿泊していれば便利だが、移動が通勤時間帯にあたらないように注意したい。通勤時間帯には、交通渋滞が起こるのでたった30分で行ける場所も、その2~3倍の時間がかかってしまう。

イブン・バトゥータ(Ibn Batutta)・バス・ステーション E101バス

ドバイマリーナなど欧米人に人気の観光スポットに近い。メトロの駅を降りて目の前にバス停があるので、分かりやすい。アブダビまでは1時間半。ドバイ中心地を通らないので、交通渋滞に巻き込まれる心配もない。

バスのおすすめはイブン・バトゥータ駅から

個人的にはイブン・バトゥータからのルートをおすすめしたい。バス停までのアクセスが便利だということもあるが、「世界でもっとも美しいスタバ」と称されるスタバがイブン・バトゥータ・モールにあるからだ。

レア度高し!ドバイの世界一美しいスタバへの行き方&営業時間

これを見るだけでも、このモールに立ち寄る価値はあるだろう。モールは、駅からほぼ直通になっている。

イブン・バトゥータ・モール駅を出て、すぐ右に曲がり、つきあたりのところでアブダビ行きのバスがある。

バスは30分間隔でやってくるが、出発時間ギリギリの時間より、ちょっと早めに並ぶことをおすすめする。バスの利用客が多いので、出発前には満席ということもよくあるからだ。

アブダビ行きのバス
アブダビ行きのバス。行き先である、”Abu Dhabi”が蛍光板やバスに表示されている

バスの乗り方

バスに乗るには、パスモやイコカに類する「ノルカード」を購入する必要がある。観光客であっても、このカードの購入を迫られる。使い捨て切符などは発行していない。

カードの金額は5ディラハム(約150円)。アブダビまでの料金は片道25ディラハム(約750円)だ。カードは、バス停にあるチケット売り場で購入可能。


シルバーカードは通常クラス。ゴールドカードはメトロのゴールド車両専用。バスにはゴールド席はないのでシルバーで十分

バスの中はいたって清潔だが、冷房がよくきいているので寒がりな人は羽織るものを一枚持っておくとよいだろう。バスの公共交通機関に通じることだが、車内での飲食は基本禁止されている。


車内は清潔感がある


主な到着時間と到着駅が表示されるので安心。”Central Bus Station”が終点駅。

帰りも同じくアブダビのバスステーションから、それぞれイブン・バトゥータ、アル・グバイバ駅へのバスが出ている。行き先を間違えないように注意したい。

発着時刻を調べるならこのアプリがおすすめ

肝心のバスの時刻表だが、運営会社のサイトは使い勝手が悪い。そこでおすすめしたいのが、「Moovit」というアプリだ。世界60ヵ国で使える乗り換えアプリである。もちろん日本語版もある。

自分がいる場所と目的地、時間を設定すると複数のルートを教えてくれる。バスの到着時間もリアルタイムで表示されるので、時刻表をいちいち確認する手間が省ける。モバイルアプリ版、デスクトップ版と両方ある。

ドバイからアブダビへの移動方法まとめ

たった1時間半で行けるとはいえ、アブダビを1日観光すると結構疲れる。なので、費用を抑えて自由に観光するのであれば、行きはバスで帰りはタクシーを使う、というのもありだろう。

1.バス

時間がかかるが、一番安くアブダビに行ける。片道約750円。イブン・バトゥータ駅を利用すれば、美しいスタバに立ち寄ることも可能。

2.タクシー

片道200ディラハム(約6,000円)ほど。3人以上で行けば割り勘で安くなる。バスよりも高くつくが、ホテルからアブダビへ直行できるし、バスに乗るよりもラクチン。帰りもアブダビからドバイへタクシーで帰ることができる。

3.ツアー参加

行きも帰りもホテルまで送ってくれるので、一番ラクチン。ドバイの日帰りツアーはいくつかあるので、現地ツアーをチェックするべし。日本語ガイドがついたツアーもあり。日帰りツアーの料金の相場は、1人あたり1万円弱。

アブダビの名所めぐり!ドバイ発のアブダビ日帰りツアー

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20代後半から海外で生活。ドバイで5年暮らした後、イスラーム圏を2年に渡り旅する。その後マレーシアで生活。大学では社会科学を専攻。イスラエル・パレスチナの大学に留学し、ジャーナリズム、国際政治を学ぶ。読売新聞ニューヨーク支局でインターンを行った後、10年以上に渡りWPPやHavasなどの外資系広告代理店を通じて、マーケティング業界に携わる。

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