ドバイで年末年始!カウントダウン花火スポット&年越しの過ごし方

普段からゴージャスを気取っているドバイがますますゴージャスになるのが、年末年始。観光客のかきいれ時ともあってドバイのやる気は尋常ではないほど高まる。

ゴージャスな年末年始などどうでもよいが、なぜかその時期を狙って家族がドバイに行くね☆などというので、急遽ドバイの年末年始旅行を企画することになった。

ドバイ名物、ブルジュ・ハリファの花火が帰ってきた!

ドバイの年末年始の風物詩といえば、世界一高い高層ビル「ブルジュ・ハリファ」の花火イベント。


再びこの光景が戻ってくる!

街中で高いビルから花火をぶっ放しまくるという光景は世界をざわつかせた。と同時にあのインパクトが世界中から観光客を呼ぶドバイの名物ともなった。

昨年は残念ながら12月に入って、バージュ・カリファの花火ショーの中止が決定。代わりにプロジェクション・マッピングが行われた。私もその様子をテレビ中継で見ていたのだが、なんともあっけないものだった。

しかし!

観光客やドバイ市民があまりにもがっかりしたためか、今年はバージュ・カリファで花火をやることが決定!ドバイの意地があるのだろう。

やはりブルジュ・カリファの花火なくしてはドバイのカウントダウンじゃない!それほどに、バージュ・カリファの花火ショーは見ごたえがあるのだ。

どこで見る?ドバイ花火スポット5選

ドバイではブルジュ・カリファも含めたいくつかのスポットで花火イベントが開かれる。そんなスポットをご紹介しよう。

ドバイの一番人気スポット!ブルジュ・カリファ

ドバイ一番の盛り上がりを見せるのが、やはりブルジュ・カリファ。

しかし、ブルジュ・カリファ近くで見るためには、何時間も前から現地入りしなければならない。当日は交通規制のため、16時ぐらいから車やメトロでドバイモールに近づくことができなくなる。混雑具合は、初詣時の明治神宮にも匹敵しよう。

混雑を避けて優雅に年越しをするなら、ブルジュ・カリファを眺められるルーフトップバーや、ニューヨークにも店を構える料理の鉄人、森本正治氏の「Morimoto Dubai」での年越しディナーがおすすめ。

噴水ショーも間近に見られるブルジュ・カリファの目の前のレストラン、ティプタラの年越しディナーも人気だ。

いっそのこと大胆にブルジュ・カリファ前に位置する、パレス・ダウンタウンというホテルに泊まる方法もある。ドバイモールの噴水ショーが部屋から眺められることが売りの5つ星ホテルだが、ブルジュ・カリファの花火ショーを見れるとなったら、これ以上のベストポジションはないだろう。

世界最大の人工島でゴージャスな花火!アトランティス・ザ・パーム

バージュ・カリファに負けず劣らずの人気がこちら。世界最大の人工島にある5つ星ホテル、「アトランティス・ザ・パーム」で行われる花火イベント。

ベストポジションは、アトランティス・ザ・パーム・ホテル。ホテルに泊まらなくても、パーム・ジュメイラのカウントダウンを花火をボートで鑑賞するという方法もある。

カウントダウンの花火を海から鑑賞 イエローボートツアー

7つ星ホテルでゴージャスな年越し!バージュ・アル・アラブ

言わずと知れた7つ星ホテル。7つ星だからやっぱり花火もあげてしまう。こちらを見るならば、マディナット・ジュメイラにあるホテル滞在がベストだろう。レストランも近場にあるし、エミーレツ・モールなどにも近くアクセスがいい。

ホテルに泊まらずとも、マディナット・ジュメイラにあるレストランに早めに行き席を確保しておくという手もある。個人的におすすめなのは「Zheng he」という中国レストラン。ややお高めだが、味は確かだ。7つ星ホテル近くにあるカイト・ビーチに行けば、タダで花火が楽しめるのでおすすめ!

世界各国の文化にも触れられる!グローバル・ヴィレッジ

冬の間だけ開催される万博風なイベント会場。世界の料理や出店が並んで結構楽しめる。こちらもドバイ市内から車で30分ほどかかるが、グローバル・ヴィレッジと花火イベントの両方が楽しめて一石二鳥。

意外と穴場?ドバイ・フェスティバル・シティ

意外と穴場かもしれないのがこちら。なにせ場所がいい。ドバイの噴水ショーといえばブルジュ・カリファのが有名だが、それに負けないぐらいの噴水ショーをフェスティバル・シティ・モール横でかましてくれる。

噴水ショーも楽しめ、モールでショッピングもできて、花火も楽しめる。ドバイモールと同じ要素を兼ね備えている。

豪華すぎる!年越しディナーパッケージ

豪華おせちで騒いではいけない。ドバイの年越しは日本の豪華おせち以上なのだ。

ドバイにおせちはないが、その代わりにあるのが「年越しディナー」だ。有名ホテルやレストランなんかがこぞって年越しパッケージなるものを売り出す。

例えばアトランティス・ザ・パームロイヤル・ギャラのパッケージ。お酒飲み放題で、カウントダウン花火を絶好の場所から見れるということで、お値段一人当たり3,200ディラハム(約9万6,000円)。こちらはもうセレブ専用みたいなもの。


アトランティス・ザ・パームのロイヤル・ギャラ。こんな盛大な年越しイベントはみたことない・・・

ブルジュ・カリファのアトモスフィアも人気。なにせ世界一高い高層ビルで年越しをするのだ。こちらは大人一人当たり2,500ディラハム(約7万5,000円)から。

ちなみに同じくブルジュ・カリファにある日本食レストラン「Hashi」も年越しパッケージを950ディラハム(約2万9,000円)で提供。いずれも昨年度の価格なので参考程度に。


アトモスフィアからの景色。金持ち感半端ない光景。生のライブ演奏などもついてくる

そのほかにも各レストランではお酒もついた年越しディナーパッケージが提供されるが、いずれもお酒付きで一人当たり2万円以上が相場のようだ。ドバイの年末年始というだけで、この価格がついてしまう。年末年始のドバイに敵なしである。

年末年始のドバイ旅行は早めに計画すべし

ドバイでの年越し旅行をなめてはいけない。

家族のために年末年始のホテル確保にいそしんだ私の場合。年越しといっても、ドバイだし3か月前でも余裕でしょ~、と思っていたのだが全然余裕ではなかった。

ドバイにある有名&人気ホテルのほとんどが、満室。むしろ年末に空いている部屋のほうが数少ないといった状態だった。そんな中、もしかしたらホテル難民になるかもしれないと思いながら、必死でホテルを探しまくるハメになった。

なので年末年始にドバイを旅行する人は、早目でも8月には終わらせておいた方がよいだろう、という教訓。

ドバイ旅行おすすめ本

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20代後半から海外で生活。ドバイで5年暮らした後、イスラーム圏を2年に渡り旅する。その後マレーシアで生活。大学では社会科学を専攻。イスラエル・パレスチナの大学に留学し、ジャーナリズム、国際政治を学ぶ。読売新聞ニューヨーク支局でインターンを行った後、10年以上に渡りWPPやHavasなどの外資系広告代理店を通じて、マーケティング業界に携わる。

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