【完全ガイド】ドバイのタクシー。空港からの乗り方から料金まで!

見知らぬ国の移動は不安がつきまとうもの。

とりわけ公共の交通機関が発達していない場所だと、タクシーや車移動がメインになるのでお金もかかる。そんなときほどこそ、事前に情報が必要。

ということで、ドバイでの移動方法&タクシーを利用するときのアドバイスをご紹介。

ドバイの主な移動手段は?

ドバイは車社会。一応公共のバスやメトロもあるが網羅している場所は少ない。なのでタクシーが一番使い安い交通手段となる。

タクシーと聞いて高くつくんじゃあ・・・と不安になった方、ご安心を。ドバイのタクシーは初乗りが12ディラハム(約360円)と日本に比べてずいぶん安いのだ。

空港から市内への移動方法

空港からタクシー乗り場への移動は、比較的分かりやすい。英語の案内表示もあるのでTaxiとかかれた方向へ進むだけ。

たまに黒塗りのタクシーに乗らないかと声をかけられることもあるが、こちらはVIP向けタクシーなので、お安く乗りたい場合はローカルタクシーをチョイスするべし。

空港から市内までの料金目安

1.デイラ、バール・ドバイエリア:約40~50ディラハム。空港から約10~15分。
2.ダウンタウン・エリア:約50~70ディラハム。空港から約20分〜30分。
3.ドバイ・マリーナ・エリア:約100ディラハム。空港から約40分。

*1ディラハム=30円。
*空港発のタクシーはあらかじめ25ディラハムが加算されている。上記の料金は25ディラハムを含む料金。

上記のように空港からであれば最大でもタクシー料金は約3,000円程度となる。

ドバイを走るタクシーの種類

空港発タクシー

空港発なので初乗りは25ディラハムから。一般のタクシーと女性運転手が運転する「ピンクタクシー」がある。ピンクタクシーは男性のみの場合は利用できない。またピンクタクシーに限っては街中をあまり走っていないので、レア感がある。


ピンクカラーが目印のピンクタクシー

ローカルタクシー

1番料金が安く、街中をよく走っている。初乗りは12ディラハム。青、黄色、赤などの色がある。ファミリー向けの大きなサイズのタクシーもあるが、料金は同じ。


街中でよく見かけるタイプのローカル・タクシー

レクサス・タクシー (UberもしくはCareem)

流しのレクサス・タクシーはないので、UberもしくはCareemといった配車アプリを通じて利用できる。たまに空港やホテルで待機していることもある。

料金の相場は?

ドバイのタクシーはすべてメーター制なので交渉の必要はない。ぼったくられる可能性は低いが中には、遠回りして料金を稼ごうとするタクシー運転手もいると聞いたことがある。

たまに道を間違えたりする人もいるので、その場合にはメーターを止めてくれというのもアリだ。

相場感としては10分ほどの移動で日本円にして300円から600円ほど。ドバイ自体そんなに広くないので、30分もあれば市内のどこへでもいける距離感だ。

ローカルタクシーの場合、日本のタクシーのように深夜料金などはなく、いつでも同じ価格。

しかし、通勤時間帯(朝:8時〜9時、夜:18時〜19時)は非常に混雑する。UberやCareemなんかをつかうと、ピークタイム料金になるので、料金がやや高めになる。

クレジットカードは使える?チップは必要?

ドバイのタクシーはクレジットカードが使える。

もし、カードではなく現金を使いたいという場合は、10ディラハム、20ディラハム紙幣といった細かいお金を持って行った方が便利だろう。大きなお札を出すと、釣り銭がないと言われることもある。

支払いは現地通貨のディラハムのみ。ドルやユーロなどは受け付けていない。基本ドバイのタクシーはチップは不要なので、払う必要はない。

運転手はインド人かパキスタン人が多いので、英語で行き先を伝えればOK。

ごくまれにインド、パキスタン以外の運転手が出てくるので、出身地あてゲームをするのも多国籍都市ドバイならではの一興である。

こんな運転手には注意

基本タクシーは清潔で乗り心地がよい。タクシー運転手のマナーも最近ではだいぶ改善されてきたように思う。

しかしそれでもスピードを出しすぎたり、行き先を伝えてもうんともすんとも言わない輩もいる。

そうした場合には、「もうちょっとゆっくり走ってくれ!」とか「ここに行くんですけど、大丈夫ですよね」とはっきり伝えた方が無難だ。

街中でタクシーを止めるには?

メトロ駅近くやモール、ホテル前であればタクシーが常駐しているので、タクシー難民になる恐れはない。街中であっても向こうからクラクションを鳴らしてくることがたまにある。

基本運ちゃんは乗客を探しているので、片手をまっすぐ突き出して「停まってくれい」という仕草をすれば、向こうも理解する。

客がすでに乗っている場合は、スルーされる。たまに客を乗せていないのにスルーされることもあるが、めげないことが重要である。

混雑する時間帯には気を付けたい。とくに平日や木曜の18時から20時(ドバイは金曜、土曜が週末)は、夜の街へ繰り出すドバイ市民が多く利用するのでつかまりにくくなる。

上記以外の時間帯であれば、10分もしないうちにタクシーがつかまる。それだけドバイにはタクシーがあふれているのだ。ちなみに早朝や深夜でもタクシーはよくつかまる。

レクサス・タクシーでゴージャス気分☆

ドバイでUberを利用すると大体レクサスのタクシーがやってくる。街中の「ローカルタクシー」よりもややお高めだが、革張りのレクサスで移動できるのでちょっとした金持ち気分を味わえる。

ドバイで使える便利な配車アプリ

新興国だとはいえ、日本よりも便利な面もあるのがドバイ。先ほど紹介したUberのほかにも、中東のUberと呼ばれている「Careem(カリーム)」も現地では人気だ。

場所によってはUberよりも安く、網羅している地域が広いので個人的にはカリームの方を愛用している。

そのほか、公共のバスやメトロを乗り回すならMoovitというアプリがおすすめ。

こちらドバイ&アブダビを網羅していて、行き先を入力すると公共交通機関での行き方をいくつか提案してくれるというアプリ。UAEのみならず世界主要都市でも使われているので、旅をする人にはおすすめ。

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20代後半から海外で生活。ドバイで5年暮らした後、イスラーム圏を2年に渡り旅する。その後マレーシアで生活。大学では社会科学を専攻。イスラエル・パレスチナの大学に留学し、ジャーナリズム、国際政治を学ぶ。読売新聞ニューヨーク支局でインターンを行った後、10年以上に渡りWPPやHavasなどの外資系広告代理店を通じて、マーケティング業界に携わる。

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