ドバイ観光のベストシーズン&気候に合わせた服装選びガイド

旅行前といえばどんな服装を持っていくか、というのが大事なポイント。

かつてはドバイから半袖でグルジアに行ってしまい、寒すぎて宿泊先でジャケットを借りる、寒すぎて眠れないという思いをした。

またオマーンでは、暑すぎて歩き回るどころじゃなく、結局ほとんどの時間をホテルで過ごしたりと、旅行において気候にあわせた旅行時期の設定と服装選びは重要なのだということを学んだ。

ドバイに観光もしくは移住する際の参考になればと思い、気候にあった服装選びを紹介したい。

ドバイ観光のベストシーズンは?

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11月から3月までは比較的気温が温暖で、外も自由に歩き回れるほど。寒いヨーロッパからカラッと乾燥した心地よい気候をもとめてやってくる人もいるほどだ。そしてドバイもそれをわきまえており、イベントものは大体この時期にまとめてやる傾向がある。

10月、4月もまだギリギリセーフの域だが、10月は暑さがひと段落するものの、まだちょっと蒸し暑いなあという日があったり、4月に関しても同じだが、日中は30度を超える日もありだんだん暑くなってくるという時期でもある。

6月~9月になればもはや退避勧告を出してもいいぐらいである。何がひどいって外に10分いるだけで、汗が滝のように流れて外で歩くことが困難になる。なにせ40度越えの日が頻繁にあるからだ。

日本の熊谷が暑いですね〜と言っているのが可愛らしく思えるぐらいである。暑すぎるのが当たり前すぎて、逆に誰も何も言わないのがまた恐ろしいのだが・・・

というわけでこの時期に観光でやってくるのは、相当の物好きでなければ、おすすめしない。そしてドバイの夏をなめたらあかん!

どんな服装を持っていけばいい?

観光シーズンにあたる11月から3月あたりであれば、長袖長ズボンでちょうどよいぐらいだ。日本の4月ぐらいの服装をイメージしていただけるとよいだろう。

比較的過ごしやすい気温だが、日中は太陽の日差しが強いので、外を1~2時間も出歩くと、汗ばんでくる。なので、半袖にカーディガンもしくはジャケットと、調節しやすい格好がいいだろう。サングラスも必須だ。

そんなわけで、日本でよく見かけるタイツやレギンスはおすすめしない。暑くなったら脱げばいいが、ドバイでは暑すぎる。それに、ドバイ市民はそういったものをはかない。

夜は冷え込むのでカーディガンやジャケットジャケットを、1枚もっていくことをおすすめする。特に夜の砂漠ツアーに参加する場合には、必須だ。寒さでせっかくのツアーが台無しにならないためにも、余分にスカーフなどを持っていってもいいぐらい。

季節別、おすすめの服装

11月から3月(冬季)
半袖もしくは長袖、長ズボン、ジャケット、パーカー
セータ、コート、ブーツなどは不要

4月から10月(夏季:観光で来ることはおすすめしない)
半袖、半ズボン、カーディガン(室内用)

ドバイ観光に傘はいる?

周知の通り、ドバイは砂漠地帯でほとんど雨が降らない。それは事実だが10~4月の間ではたまに雷を伴った雨が降ることもある。雨と言っても1日中降り続くようなものではなく、数時間降るとカラッと止む愛想のいい雨である。

なので傘を持ってこなくても、雨が降った場合はそれなりにやり過ごすことができる。しかし、地獄の極暑シーズン(6〜10月)の場合は、日傘がお助けアイテムにもなる。

日焼けを恐れて日傘さすなんてかっこわるいぜ!みたいに思っていた私ですら、あの極暑シーズンはとにかくギンギラギンな太陽の光を遮るために日傘が欲しいと思うぐらいである。

ちなみにインド人やフィリピン人なども普通に雨傘(本人達は日傘のつもり)をさしているので、日傘をさしても浮くことはない。彼らは本能的にやっているのである。

ディナー時の服装で気をつけることは?

世界中からセレブや小金持ちがやってくるドバイには、高級レストランも多くある。そのほとんどは、ドレスコードがある。

だいたいのレストランでは、スマート・カジュアルが基本。男性であれば、長ズボンに足が見えない靴が好まれる。短パン、サンダルはNGだ。一方の女性は、短いスカートや短パンを避ければ基本的に問題ない。女性の場合は、おしゃれサンダルであればOK。

イメージとしては、恵比寿のおしゃれダイニングに行くシチュエーションを思い浮かべてほしい。恵比寿のおしゃれダイニングでしっくりくるような格好であれば、それで正解。ドバイのこの手のレストランでよく見かけるのは、男性はネクタイなしのカジュアルスーツ。女性はパーティードレスもしくはパリッとしたパンツスタイルの人が多い。

大半のレストランは、カジュアルな格好で入れるが、5つ星ホテルなんかに入っているレストランに行く場合は、念のため事前に確認しておいた方がよいだろう。

ドバイ観光に必要なものとは?

大概のものはこちらで手に入るし、ホテルにいけばそれなりのアメニティも揃っているので特段持ってきた方が良いものというのはない。あえて言えば、カーディガンとサングラスだろうか。

なにせモールやメトロ内はつねにクーラーが必要以上にガンガンにきいている。そのためいくら暑くても1着は持って行った方がよいだろう。

サングラスは年中使える。冬のシーズンであっても日中の日差しは強く眩しいのでサングラスがあると便利だ。ちなみにこちらでは帽子をかぶっている人がほとんどいないので、帽子をかぶっていると一目で観光客だとわかる。

あとは十分なお金とそれを使う勇気だろうか。お金なくしてドバイを楽しむことはできない。タクシーにしろ何かと移動にもお金が細々とかかる。それをいちいちケチっていては何もできない。

ドバイ観光はしっかりと時期を選んでこそ楽しめるのもの。なので11月から3月を狙ってくるのがちょうど良いだろう。

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20代後半から海外で生活。ドバイで5年暮らした後、イスラーム圏を2年に渡り旅する。その後マレーシアで生活。大学では社会科学を専攻。イスラエル・パレスチナの大学に留学し、ジャーナリズム、国際政治を学ぶ。読売新聞ニューヨーク支局でインターンを行った後、10年以上に渡りWPPやHavasなどの外資系広告代理店を通じて、マーケティング業界に携わる。

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