オマーン観光ビザの申請方法。e-VISA&アライバルビザをゲットするには?

2018年の3月より、オマーンの観光ビザ申請方法が変わった。従来は、空港でアライバルビザが取得可能だったが、現在はオンラインビザに移行しつつある。

公式には、「たった5分で申請完了。ラクラク簡単申請☆」などと紹介されているが、これが結構ややこしい。5分どころか20分ぐらいかかってしまった。そこでe-VISA申請の方法について、紹介しておきたい。

オマーン観光e-Visaの申請方法

e-VISA申請はこちらのサイトから行う。

知らないおじいちゃんが突如出てきても驚いてはいけない。彼はオマーンのカブース国王である。ちなみに未だ独身。オマーン国内にいれば、いやというほど目にするだろう。

サイトに来たらまずは”Apply for a Tourist Visit Visa”をクリック。クリックすると、ポップアップが表示され、「登録ユーザーですか?」と聞かれる。初めてe-ビザを申請する場合は、「No」。すでに登録している人は「Yes」をクリックする。

登録していない場合は、下記の通り情報を記入する。記入後は、「Register」をクリックして登録完了。

ログイン画面で、先ほど入力したメールアドレスとパスワードをいれると、次のような画面に。
“Apply for Visa”をクリックして、下に出てくる”Apply for Unsponsored Visa”をクリック。

パスポートに記載されている国籍を選択肢、GCC諸国の居住者か否かを答える。居住者出ない場合は、Noを選択すればOK。

ビザの種類を選択。10日有効で5リヤル(約1400円)の観光ビザ、もしくは30日間有効の20リヤルの観光ビザ(約5,700円)のいずれかを選択。

ユーザー登録が終われば、あとは淡々と質問に答えていくだけ。しかし、途中でパスポートとパスポート写真(証明写真のコピーなどでもOK)の画像をアップしなければならないので事前に用意しておいた方がよいだろう。画像を用意するのに10分ぐらい放置しておくと、初めからやり直しになってしまう。

大使館の情報では2~3日前には申請しておいた方がよいとあるが、私が申請した時は半日ほどで許可された。申請が許可されるとメールが送られてくるので、印刷をして空港に持っていけばOK。

アライバルビザは取れる?

ちなみに空港でのアライバルビザも取得可能。

マスカット空港であれば、入国審査手前に”Visa Issue”と書かれた場所がある。混んでいなければ10~20分程度で取得ができるだろう。こちらは事前の申請は必要はない。


マスカット空港のビザ発行所

ビザ料金は、e-VISAと同様。ちなみにオマーンの飛び地、ムサンダムやハッサブへUAEから陸路で行く場合にも、アライバルビザが取得可能。その際には、UAEからの出国税(35ディラハム)もかかる。


マスカット空港は近年改装して、近代的な空港になっている

 

オマーン旅行前に読んでおきたい本

旅行先としてはまだマイナーなのか、オマーンだけを特集した旅行本はない。唯一あるのが地球の歩き方。細々と紹介されているわりには、各地の情報がきちんと網羅されているので、役に立った。

さらに歴史や文化などマニアックな情報を入手したい人はこちら。オマーンの意外な歴史を知ると、オマーン観光がいっそう面白くなる。

20代後半から海外で生活。ドバイで5年暮らした後、イスラーム圏を2年に渡り旅する。その後マレーシアで生活。大学では社会科学を専攻。イスラエル・パレスチナの大学に留学し、ジャーナリズム、国際政治を学ぶ。読売新聞ニューヨーク支局でインターンを行った後、10年以上に渡りWPPやHavasなどの外資系広告代理店を通じて、マーケティング業界に携わる。

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