パキスタン旅行に持っていきたい持ち物リスト

インドと同じくパキスタン(特に中南部)は衛生環境がよくないので、それなりの準備をしていく必要がある。現地調達できるだろうと思っていたものも、意外と手に入らないものがあった。そんなわけで、パキスタン旅行に持って行ってよかったもの&いけばよかったものをご紹介。

蚊除けアイテム

中南部は特に蚊が多いため、蚊除け対策が必要。パキスタンはデング熱がある地域でもあるので、できれば刺されたくない。日本であれば蚊除けスプレーなどもあるし、現地でもコンセントに挿すベイプが売っている。蚊だけでなく、謎の虫に刺されることもままあるので、虫刺されの薬も常備しておいた方が良い。

トイレットペーパー

イスラーム式のトイレを採用している場所が多いため、トイレットペーパーがないことも多い。現地での購入もできるが、荷物に余裕があればいくつかは持っていきたいところ。現地調達もできるが、わざわざショップに出向くのも大変。

わざわざトイレットペーパーを持っていくう?という意見もあるだろう。しかし、パキスタンのトイレットペーパーをなめてはいけない。パキスタンで、赤くて薄い(透けてる)トイレットペーパーを見たときは、衝撃を受けた。もはや赤紙である。

もちろんパキスタン現地でもクオリティの高いトイレットペーパーは手に入るが、中級ホテルでも赤紙を使っていたりするので、油断はできない。

ウェットティッシュ

パキスタン料理は手を使って食べることが多い。ローカルレストランだと、フォークやスプーンがないこともある。また北部では寒すぎてシャワーどころではない時もあるため、体拭きとしても活用できる。

サングラス

カラチやモヘンジョダロをはじめとする南部を旅する際には、日差しが強いのでサングラスや帽子を持っていくべし。

寝袋(もしくはベッドカバー)

ジモティーに聞いたところ、中級ホテルでもベッドシーツを替えていなかったり、あまり綺麗ではないことがあるので、オススメされたアイテム。おすすめされた時は、「は?」と思ったが、実際に中南部を旅行した際には大いに役立った。ただ、これは気持ちの問題による。

サンダル

基本的にパキスタンのホテルや家では、室内や浴室であってもサンダルが必要。ホテルにもだいたい置いているが、使い古されたものが多い。

靴下

モスクやヒンドゥー教の寺院などに入る場合には、靴を脱がなければならない。裸足でも問題ないが、地面が汚れていることも多々あるので、靴下を何枚か持参することをお勧めする。特に人が多い場所だと、謎の食べ物や液体が散らばっていることもある。

下痢や腹痛、熱など基本的な病気を想定しておいた方が良い。健康体で病気なんかしないぜという健康自慢の人でも、とにかく多めに持っておいた方が良い。

私がそのケースで、アメーバー赤痢のような胃痛を伴う下痢、発熱(コロナではない)など、旅行中の半分は病気にかかるハメになった。普段なら半年で使う分量の痛み止めの薬を、たった2週間で消費してしまうほどだった。パキスタンの衛生環境をなめたらあかんぜよ。

運動靴

北部を除き、一般的なパキスタン都市の道は、かなり汚れている。汚水やごみならまだしも、つばやパーンと呼ばれる赤い液体(噛みタバコをその辺に吐いている)、ハエがたかる残飯、糞尿などがある。また土ぼこりや大気汚染もひどいため、靴の消耗がとにかく激しい。

ジモティーはだいたいサンダルを履いており、暑いのでついついサンダルを履きたくなる。しかし、サンダルだと目に見えない寄生虫がひっつき刺されることもあるため、足を保護するなら、運動靴をお勧めしたい。

観光ビザ&パスポートのコピー

パキスタンではやたらとビザの提示を求められた。ホテルに泊まるときにしかり、SIMカードを取得する時も然りである。パスポートコピーも合わせて、何枚か持っていくと良いだろう。

スカーフ

モスクやヒンドゥー教寺院に入るときは、女性は髪の毛を隠す必要がある。現地での貸し出し等はないので、持参する必要がある。また土埃よけなどとしても活用できる。

20代後半から海外で生活。ドバイで5年暮らした後、イスラーム圏を2年に渡り旅する。その後マレーシアで生活。大学では社会科学を専攻。イスラエル・パレスチナの大学に留学し、ジャーナリズム、国際政治を学ぶ。読売新聞ニューヨーク支局でインターンを行った後、10年以上に渡りWPPやHavasなどの外資系広告代理店を通じて、マーケティング業界に携わる。

管理人をフォローする
パキスタン
シェアする
進め!中東探検隊