ドバイ移住する前に知っておきたかった必需品リスト

海外移住へ準備をする際には、何が必要かをあれこれ考えるものの、その土地に住んだことがないのだからやっぱり完璧な準備は難しい。海外にっていくべきもの・そうでないものでも書いたが、ドバイに移住して数ヶ月。それでも買っておけばよかったというものがちらほら出てくる。というわけで今一度やっぱり持っていくべきだった必需品リストをまとめておこうと思う。

まず移住前に・・・
1.移住先のオンラインショッピングサイトをチェック
まずどのようなサイトが使えるかチェックしておいたほうがよい。アメリカ、カナダであればある程度の日用品はネットで買えるだろうが、ドバイのようなネット後進国ではまともなネットショッピングサイトがない。そのためほぼすべて実際の店舗での購入に依存せざるを得ないため、かなり面倒なことになる。

2.使っている日用品は海外でも買えるものか?
身近に入り込んでいる外資系商品。シャンプーでいえばパンテーン、h&s、またジレットやブラウンなどの髭剃り商品はP&Gなので海外でも同様のものが買えるので心配ない。またロクシタンやH&M、GAPなどの製品を利用しているようであればこちらも心配なし。ユニクロは北米や東南アジアは支店があると思うが、意外にもここドバイには存在しない。

3.年間の天気を調べておく
洋服選びの際に重要。四季がある国であれば、そのまま日本で使っているものを一式持っていけばいいが、年間温暖な気候といった国の場合には、寒い国に旅行に行かない限りジャンパーなどの厚手の冬服は必要ないだろう。ただ中東のような暑い国では、オフィスが真冬のように寒いのでカーディガンやスカーフなどは必須。

海外移住前にチェックしておきたい必需品リスト

1.体重計
確かに電化製品屋に行けば手に入るが、体重計においてはLGやサムスンなどの有名企業ではなくマイナー製品のものが多く、壊れないかという不安がつきまとう。そのためタニタなど日本の製品を買って持って来ればよかったと個人的には後悔している。

他の人も書いているが、海外住むことの心配の1つは太ること。留学時代にパンパンに太ったため、今回は絶対気をつけようということで、早々に購入。やはり数字を毎日つきつけるだけでかなり食事のコントロールができるようになる。渡航準備でバタバタしているとこういう日常の心配を忘れてしまうものだが、生活が安定してくると気になって夜も寝れないほどになる。

2.ドライヤー
日本のパナソニック製品も売っているのを見かけるが、日本とはタイプが違う。どうやら海外市場にあわせて作っているよう。一方で海外のドライヤーは音がうるさく、その分威力も強い。日本の髪質にあっているのか不安な方は日本で購入していったほうが良いだろう。ただしその場合には常に変換プラグをしようしなければならないという面倒さも発生するが・・・

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パナソニック(Panasonic) (2015-11-01)

3.化粧品
大手海外ブランドのものは大概どこでも手に入る。しかしブランドの化粧品ではなく、日本のドラッグストア化粧品を愛用している人にとっては、同等のレベルで安心できる化粧品を見つけることは難しい。そこそこの値段の化粧品は売っているものの、日本人の肌にあっているのか、質が心配、という人は日本のドラッグストアで買いだめして持って行くことをおすすめする。

4.食料品
移住して落ち着くまでは、ホテル暮らしだったためインスタントラーメンが大いに役立った。日本のインスタントをなめてはいけない。あの値段であのうまさはまず海外に存在しないと思ったほうがよい。それらしきインスタントヌードルは売っているが、それでも日清のインスタントラーメンの10分の1ぐらいの質である。何度かチャレンジしたが、味がうすい、スープがいまいちということで、それ以来買わなくなってしまった。

一番のおススメは「トムヤムクン」!なぜおまえはそんなにうまいのか。

5.調味料
醤油やごま油、酢などの定番のものであればどこでも手に入る。一方で片栗粉、みりん、料理酒はあったとしても英語で探すのが結構大変。ドバイのいくつかのスーパーを回ったが、未だに未確認生物と化している。

6.缶あけ・軽量スプーン・ワインオープナー
海外製のものはとにかくごつくて、でかくて高い。缶あけが2500円もしてびっくらこいた(おそらく海外の良さげなものを輸入したものだったので)が、この辺のものは日本で買ったほうがお得なような気がする。軽量スプーンもこちらで手に入ったものの、日本によくあるようなものではなく、おもちゃのプラスチックみたいなものである。

7.ネスカフェマシーン・コーヒーメーカー
ドバイ移住当初は、ネスカフェのインスタントコーヒーとミルクの粉のようなマテ?なるものでしのいでいたが、それがまあまずい。せめてコーヒーぐらいは自宅でおいしいものがのみたいなあと思った時、当時家にあったネスカフェマシーンがあればなあと思ったものである。カプセルを使ったネスカフェマシーンは良く見かけるのだが、コーヒーの粉を使用する「ネスカフェバリスタ」タイプは売られていなかったので。

8.証明写真
海外の証明写真はどこにでもあるわけではなく、そして高い。移住手続きや海外旅行のビザ取りの際に必要になるので、複数のサイズで大量に写真を持っていったほうがよい。細かいことを言えば、背景は白で、といった指定もあったので、無難に白でとっておいたほうがよいかもしれない。

9.折りたたみ傘
これも中東などの雨が降らない国に来ると見つけるのはほぼ不可能。しかしたまに雨が降ったり旅行先で必要になるため持っておいたほうがよい。日本のようにキオスクで傘を売っている、なんてことはまずないのだ。

10.ソーイングセット
ほつれた服をやボタンをつけなおしたいというちょっとしたときにあるとものすごく便利。縫製ショップを見つけるのも一苦労。

 

11.ユニクロの服
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ユニクロ店舗がある国は除く。個人的にユニクロのヘビーユーザーなので、もっと購入しておけばよかったと思っている。洗濯機がいきなりおかしな行動にでて洗濯物がだめになったりすることもあった。これは本当に悲しい・・・シンプルなTシャツ、ジーパン(海外のものは特に長い。そして丈合わせサービスなんてものはない)、カーディガンなどは1年分ぐらいもっていけばよかったと思う。

12.ブラジャー
日本のブラジャーは質がよく日本人の体にあったものを作っている、と個人的には信じている。海外のものは柄も地味で、サイズも大きい。下着ショップを見つけて、探してみるものの大きなサイズばかりで、日本人用のサイズを見つけるのは難しい。ヴィクトリアシークレットで一度購入したことがあるが、3ヶ月ぐらいで布がやぶけてしまうという事態に・・・

13.電子辞書
ネットが発達した今でも、あれだけ最高の友となる辞書はないと思う。留学でなくても、仕事をしていればわからない単語や日々新しい語句に出くわす。そんなとき簡単に調べられるのがいい。アプリでもあるんじゃないかと思うが、単語だけでなく、成句の使い方などなかなかでてこない言い回しもきちっと教えてくれるのが電子辞書。


14.パソコン
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円安だし海外で買ったほうが安く済むんじゃない?と思っていたが、実は日本で買って正解だった。なぜなら日本語キーボード対応になっているパソコンを海外で見つけるのは難しい。大概その国の公式言語(ドバイの場合は英語とアラビア語のキーワードになっている)の配置になっているため、使い慣れた日本のパソコンとまったく違うのは苦しいものである。

15.常備薬
小心者なのでとにかく海外の謎の薬を使うことはさけたい・・・ということで痛み止めや虫さされ、ムヒなど最低限の常備薬は持っていったほうがよい。イスラエル留学時代、虫さされ1つ探すにも英語で探すには結構な労力がかかった覚えがある。そして結局あまり効かなかったという・・・安宿(じゃなくてもたまにいる)に泊まると絶対いる大敵、「南京虫」対策用の塗り薬は1本持って行くべし。あまりのかゆさにたえきれず書いていたら、しばらく後が消えなかったという後悔をしないためにも・・・

16.施錠・ロック
自転車を購入した際に、日本の中古自転車だというのに鍵がついていない。しかたなく自転車用の鍵をさがすもののこれまたさがすのに一苦労。そして高い。自転車大国の日本ならいくらでも手に入るのに・・・

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17.ナイフ・包丁
海外のものは日本の包丁にくらべて小さくそして切れ味が悪い。千切りなどこまかな切り方が難しい。切れ味が悪いというだけでこんなに料理がしにくいものだとは思ってもみなかった。特にきゅうりは千切りではなく、短冊切りになってしまう。

18.タコ足
まさかこれが必要になるとはおもっていなかった。パソコン、カメラ、スマホの充電などなどを考えるとまったく足りなくなってしまうので1つは持っておいたほうが便利。

19.お茶パック
インスタントパックのようなものではなく、水に入れて放っておけばお茶になるものである。緑茶のインスタントパックで同様に挑戦してみたが、若干日本の緑茶とは味が違う。どこか海外テイストなのだ。

20.洗濯ネット
イスラエル留学時代に知人の日本人からもらったものをいまだに利用している。これがあるだけでどれだけ洗濯生活が違うことか・・・とにかく海外の洗濯機は荒いので、服を傷めないようにするには重要。そしてモールやスーパーなどに売っているのを見かけたことがない。

21.変換プラグ
当たり前といえば当たり前だが、できることなら複数持って行ったほうがよい。日本のパソコン、日本の携帯などを一度に充電したいときにできないからだ。

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22.ファブリーズ
日本にいるときはアンチファブリーズ派だったが、いまになってファブリーズスプレーがいかに偉大な発明かがわかる。ドバイのようにくそ暑い国にいるとジーンズがすぐ汗で臭くなってしまう。そんなときこそ99.9%除菌するというファブリーズが役にたっただろうに。何度ファブリーズがあればなあと思いつつ、くさいジーンズを履いていたことか。

最後に

スーツケースと身一つで移住をする場合には、飛行機の重量にも要チェック。私が移住した際には、何度も体重計で荷物の重さを図りギリギリ制限内におさめた。追加料金を取られたくない、という場合には、サイトで荷物重さの制限をチェックしておくことをおすすめする。

20代後半から海外で生活。ドバイで5年暮らした後、イスラーム圏を2年に渡り旅する。その後マレーシアで生活。大学では社会科学を専攻。イスラエル・パレスチナの大学に留学し、ジャーナリズム、国際政治を学ぶ。読売新聞ニューヨーク支局でインターンを行った後、10年以上に渡りWPPやHavasなどの外資系広告代理店を通じて、マーケティング業界に携わる。

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