イラク

かつてイラクを支配した独裁者、サダム・フセインは、国内にいくつか宮殿だの、別荘だのを持っていた。 まあ、独裁者がよくやりそうなことである。

観光地としてのポテンシャルは、めちゃくちゃ高いイラク。一方で、観光客を寄せつけないただならぬオーラを発している。 観光客としてイラクに行くことは、不可能ではない。ただ、制限がかなりあるし、事情も度々変わる。そんなイラク観光ビザについて...

イラクに観光客向けのお土産があるとは、まったくもって期待していなかった。 しかし、イラクは古代文明メソポタミア発祥の土地であり、バビロン、ウルク、ウルなど数々の古代都市が存在した場所でもある。

さて、今回は単独ではなく、グループツアーである。 しかも、クラブツーリズムよろしくの、平均年齢55歳のメンバーから構成される集団である。

イラクは、イスラーム教徒が大多数を占める国だが、お酒を飲むことができる。 しかも、バグダッド市内の店に行けば、バドワイザー、コロナ、ハイネケンといったお馴染みの銘柄から、日本のウィスキーまでもが手に入る。 その品数をもってすれば...

イラクで反政府デモが続く現在、ニュースだけを見ていると、さぞかし今のイラクはカオス状態なのだろうと思う。 実際に行ってみて思ったのは、確かにカオスな状態ではあるものの、日常の営みも確かにあったということ。

2019年11月中旬。イラク渡航の1週間前なのだが、まだ航空券をとっていない。 いや、正確には情報待ちというべきだろうか。 2019年10月中旬から現在にいたるまで、イラク国内は騒乱状態にあった。

すでにバグダッドに関する記事をアップしたので、時系列で読んでいる人（いるのだろうか・・）にとっては、は？という状態だろう。 イラクデモに関しては、タイムリーであげたかったため、あちらを先にアップしたというのが理由である。本来ならば、こ...

イラクの首都バグダッドに、”反抗アートギャラリー展”が期間限定で登場した。 しかし、それは世界の多くの人の目につかないであろう”アート展”である。

2019年11月中旬、私はイラクの首都バグダッドにいた。 ちょうどその頃のイラクは、騒乱の中にあった。イラク各地で、若者たちが、腐った政府はいらねえ！仕事よこせ運動をおっぱじめていたのである。