授業終わりに、ニューヨーク出身のローラと話す。
「ベルリンの生活どう?家探しなんか無理ゲーじゃね?」と同意を求めたが、「ニューヨークの方がもっと無理ゲー」という趣旨の発言。ニューヨークの内覧では、50人が押し寄せることもザラだという。
ローラいわく、ニューヨークはとにかくあらゆることにおいて、せわしないらしい。そんなローラからすれば、ベルリンのカオスも「スローペースで、リラックスした生活ができる場所」だという。
あれだけベルリンは物価が高いだの、家探しが無理ゲーと言っていた自分が途端に虚しく思えてくる。
ただの思い込みだと思うが、ローラはどこかしら「世界でトップクラスに洗練された場所からやってきた」という自負を漂わせていた。
LA出身のヘザーに聞いた時も、「ベルリンの生活費は、LAに比べたら全然安いよ〜」と言っていた。そうか、とある人々とってはベルリンはイージーゲームなんだ。
確かに初めはドイツの物価高いと思っていたが、住んでみたり、周りに聞いてみると、コツさえつかめば意外とリーズナブルに住めるということがわかってきた。
長年住む人からすれば、物価がめちゃくちゃ上がっているというが、それでもアメリカやイギリスに比べれば、まだまだ全然安い方なのだなということを実感。比べる物差しは複数あったほうがいい。