ヨルダンの物価と一人旅でかかった旅費まとめ

ヨルダンの物価って高いの?

3泊4日の一人旅でかかった旅費とともに、ヨルダンの物価について紹介。

物価は高い?安い?

日本に比べると、ヨルダンの物価はずいぶん安い。旅行をするにしても、どういう選択をするかで、かかる旅費もずいぶん変わる。

逆に言えば、うんと安くもできるし、そこそこお金をかけて快適な旅行にすることも可能だ。

ホテル代

ヨルダンは安宿から、外資の5つ星ホテルまで、一通りオプションはそろっている。ただ、ブティックホテルや5つ星ホテルは、数が限られている。

1泊500円ほどのホステルから、5つ星ホテルだと2万4,000円程度。私がとまった中級ホテルだと、1泊あたり4,450円ほど。

移動費

アンマン市内の公共交通機関はあまり発達していない。よって、移動のメインになるのがタクシー。アンマン市内の移動であれば2~3JDが相場。


アンマン市内のタクシー

アンマンは山に囲まれた街なので、とにかく坂が多い。町歩きというよりも、山登りといった感覚。よって、タクシーをちょこちょこと利用することになる。

空港と市内の移動には、バス、タクシーが使える。バスであれば片道3.3JD(約500円)。空港から市内までのタクシーは、20~25JD(約3,500円)。

食費

当たり前だが、場所によって値段の開きが大きい。

ストリートフードであれば、1JDから。市内の食堂であれば一人当たり2~5JDほど。観光客向けのレストランやおしゃれカフェなんかだと、8~15JDぐらい。


観光客向けレストランでのとある食事

ヨルダンやアラブ料理を試してみたい、という人には市内の食堂でも十分だ。基本的に、日本円で300~500円程度でお腹を満たすことが可能。

お水は500ミリリットルのボトル1本で0.28JD(約40円)。

SIMカード&ネット

ヨルダン空港の到着ゲートを出ると、SIMカードが買える場所がある。ヨーロッパでも展開しているOrange、サウジアラビアのZain,ヨルダンのUmniahからチョイス可能。


空港のSIM売り場

私が選んだのは、18GBで12JD(約2,000円)のパック。ヨルダン通信会社のUmniahが提供しているパックの中では、一番安かったもの。

入場料が世界一高い世界遺産

5つ星ホテルに泊まらない限り、もっともヨルダンで高きそうなのが、ペトラ遺跡への入場料。チケットは1日、2日、3日入場券があるが、1日入場料のお値段で、50JD(約7,500円)。大事なことなので、もう一度繰り返す。

1日入場料で、7,500円。

東京ディズニーランドの1日入場料は7,400円である。

アンマンからペトラ、死海といった観光スポットへの日帰りツアーを組んでいるホテルも多い。その場合は、入場料は別で25JDから35JDほど。ただし、この場合はガイドはおらず、運転手のみのケースが多い。

ヨルダン旅行でかかった費用

以下が実際にかかった旅費。ちなみに私はペトラ遺跡や死海にいっていないことを、念頭においていただきたい。

空港発着のタクシーを利用するときには、空港使用料としてなのか6JDほど加算されていた。

ヨルダン旅行でかかった費用

ホテル宿泊費 (3泊):89JD
SIMカード:12JD
空港市内間移動(バス):3.3JD
空港市内間移動(タクシー):20JD
アンマン市内ツアー(2時間半):32JD
石鹸作りワークショップ(3時間半):32JD
アンマン市内タクシー移動:17JD
食費(3日分):29JD
ビール瓶4本(国内産):12JD
お土産:39JD

合計:285JD (約4万3,000円)

1JD=150円で計算

ヨルダンは比較的観光のインフラが整っている国だ。公共のバスで、主要観光地はまわることができるし、必ずしもツアーに参加する必要もない。

そういう意味では、ずいぶん旅行がしやすい国。

20代後半から海外で生活。ドバイで5年暮らした後、イスラーム圏を2年に渡り旅する。その後マレーシアで生活。大学では社会科学を専攻。イスラエル・パレスチナの大学に留学し、ジャーナリズム、国際政治を学ぶ。読売新聞ニューヨーク支局でインターンを行った後、10年以上に渡りWPPやHavasなどの外資系広告代理店を通じて、マーケティング業界に携わる。

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