エジプト

家の中に墓石!?エジプトの「死者の街」でお墓と暮らす人々

エジプトの首都カイロに、「死者の街」と呼ばれる場所がある。死者が眠る墓地だというのに、そこでは現世を生きる人々の”生”が営まれている。そこはまさしく死者と生者の共演舞台である。 死者の街について調べるほど、奇妙な街であることが見えてきた。...
内向型のつぶやき

日本人墓石の上に住む人々。韓国釜山の碑石文化村を訪ねて

韓国の釜山に、日本人の墓石を使って建てられた家々が立つ村があるという。墓石の上に住むという、衝撃のコンセプトとは一体・・・ 目的の場所は、「峨嵋洞(アミドン)碑石文化村」もしくは「碑石マウル」と呼ばれている。韓国語でマウルは町を意味する。...
パキスタン

異世界に転生してわかったこと

パキスタンを訪れて以降、随分と自分が変わったように思う。 例えるならこんな感じ。 今まで、お一人様生活を楽しみ、孤独を愛でていた主人公が、ある日異世界に転生する。世界の不条理に翻弄されながらも、仲間たちとともに辛苦を共にし、戦い抜く。現...
パキスタン

世界一親切な人々!?パキスタン人の最強ホスピタリティ

旅先での親切に感動した・・・ということは、旅をした人なら一度はあるだろう。ここパキスタンにも親切な人は多くいる。しかし、その親切レベルは、世界でも群を抜いている。イランやスーダンもそのずば抜けたホスピタリティで、旅行者を驚愕させているが、パ...
パキスタン

アフガニスタンに行かない理由

アフガニスタンへのビザを取得したものの、結果的にアフガニスタンへ行くことはやめた。 それは単純にこのご時世だから、タリバン政権だから、といったぼんやりとしたものではない。事実、このご時世でも、タリバン政権でも旅行している旅行者は日本人も含...
パキスタン

ブルカを着た日本人 ペシャワールの旅4

パキスタンで一番好きな場所は?と聞かれれば、ペシャワールと答えるだろう。美しいムガール建築が残る古都ラホールでもなく、桃源郷フンザでもなく。ペシャワールなのだ。 アフガニスタン人たちが行き交う町 ペシャワールは、アフガニスタン国境の近く...
パキスタン

日本人に激似なアフガニスタン人に遭遇 ペシャワールの旅3

アフガニスタンにほど近いペシャワールへやってきた。となるとやることは決まっている。 アフガニスタン絨毯を見たい である。 すでにトルコで絨毯の呪いにかかり、あれだけ絨毯に苦しめられ、悟りすら開いたのに。人間というのは学ばない生き物であ...
パキスタン

アフガニスタン入国ビザを取得。ペシャワールの旅2

翌日、我々が朝一で向かったのは、アフガニスタン大使館だった。アフガニスタン観光ビザを取得するためである。 なんでこんなことになったのか。 昨夜のこと。プリンスとだべるだけでほぼ終了したのだが、意外な出会いがあった。ローカルレストランでプ...
パキスタン

密造、麻薬、難民。怪しげな町ペシャワールを歩く。ペシャワールの旅1

ペシャワールというのは、不思議な響きがする町である。アフガニスタン国境から近いということもあってか、治安面においての評判はあまりよろしくない。つい数週間前にも、モスクで自爆テロがあったばかりだ。 国境付近の町というのは、だいたい危険という...
パキスタン

パキスタン旅行をする前に知っておきたいこと。ビザ、治安、女性の一人旅など

この記事は1万文字近くにおよぶ。なぜか。パキスタン自体に関する情報が少ない上、他の国とは違ったシステムが満載だからである。だから、ついつい細かく書いてしまう。 それは、英語で書かれている他の旅行者のブログを見ても同じような傾向が見られ...
パキスタン

パキスタンで子供に物乞いされ・・・衝撃的な結果に

カラチで生活していると貧困が常について回る。自分自身が貧困じゃなくても、貧困に囲まれた生活を強いられる。まるで貧困という蟻地獄にはまったような気さえしてくる。 現地の友達数人とカラチのフードストリートへ出かけた。 ファルーデと呼ばれる映...
パキスタン

パキスタンでシェアNo.1の意外な日本車メーカーとは?

ラマダン中というのは、一般的に消費意欲が上がるため、企業が広告に力を入れる時期である。ラマダン期間中は、仕事や学校の時間が短縮され、人々は日没まで家で静かに過ごす。また、寄付などの慈善活動が活発になる。通常以上に、市民のお金が動きやすいのだ...
パキスタン

パキスタンで川魚を食らいポロ観戦 パキスタン北部への旅5

土砂崩れの危機を逃れたものの、予定を変更せざるを得なくなった。スカルドゥ行きをあきらめて我々がやってきたのは、ギルギットから車で2時間ほど行った場所にあるギザール地区だった。ギザール地区の中心地で一泊し、翌日パンダールへと向かった。 ギ...
パキスタン

日本人女性と結婚したパキスタン人に話を聞いてみた。パキスタン北部への旅4

危機一髪で土砂崩れを逃れた後、我々はスカルドゥへ行くのをあきらめ、ギルギット方面に引き返すことにした。 とりあえず昼飯を食べようということで、近くのレストランで休憩。 どういう話の流れかは忘れたが、ネイチャーボーイの突然の告白に驚く。 ...
パキスタン

危機一髪!パキスタンで危うく死ぬところだった。パキスタン北部への旅3

空気がきれいで、雄大な自然が広がる北部パキスタン。ここには、大気汚染や水質汚染、テロといった危険性とは無関係に思えた。 しかし、北部ならではの危険性も存在する。 その日は、フンザを出発し、スカルドゥへ向かう予定だった。初日に立ち寄ったフ...