イギリス、エチオピアを上回るほど食べ物が残念すぎるイラン

食べ物がまずい!といえばイギリス。ついでみなさんが無理!というエチオピアのインジェラ。確かにあのインジェラは数口食べただけでギブアップしてしまった。どんな食べ物でもうまい!という自信があった私でさえも、どうしてもおいしいと言えなかったのがインジェラである。しかし、両者の国は食べ物がまずい!とはいえ、国際的なレストランに行けばまあおいしいものが食せる国だと思う。つまりまずいものもあるが、おいしいものもある、というのが両国の救いである。
しかし、どうにもフォローできないのがイランである。え?イラン?と思うかもしれないが、そう本当にイランである。自分でもびっくり、まさかイギリス、エチオピアを凌ぐダークホースがいたとは。

イランはきれいなとこが多くて、いいところだよ、と聞いていたので非常に楽しみにしていた。同僚のイラン人からはイランのおすすめ料理なんかも教えてもらい、そうかーイランはおいしいものがあるんだな。イランの食べ物も楽しみ!と思ってきたところ・・・うん確かに人も素晴らしくて、美しい国。あれ、でも食事が・・・?


1日目。夜のフライトでやってきたためお腹はペコペコ。ホテルの近くに飯屋ぐらいあるだろ、と思って30分ほど散策するものの、あるのはアイスクリームやジューススタンド、キオスクのみ。ちょっと場所が悪かったのかな?と思いホテルに隣接するレストランで食事をすることに。

夜10時近いが人は誰もいない。腹が減りすぎてもう甘くないものならなんでもいい!というレベルだったので、とりあえず「ケバブ」を頼む。出てきたのは、鶏肉の串刺しと大量のごはんとやいたトマト。初日でようやくありつけたごはんだったので、おいしい〜と言いながら食す。
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確かに一度味わえばおいしい。しかしそれが何日も続くとなると・・・

しかし幸せは長くは続かない。まるでホラー映画の始まりのように、じわじわとやってくるイランの恐ろしき食事情。

2日目。昼ごはんをスキップして、おいしい夜ごはんをがっつり食べようと思ってやってきたそこそこ有名なレストラン。しかし空いていない!なぜ?休みなのかなと思ってちょうど従業員らしき人がいたので聞いてみると、「開店するのは夜7時からだよ(現在6時)」。

え・・・・?夜7時で遅くない・・・?汗

たまたまこの店だけかなと思い、他の店を周るも閉まっている・・・そしてホテルのレストランさえも。この時の悲しさといったら。あれ、食べるものアイスかジュースしかないやん・・・お腹減った・・・空港に行けば、まともなレストランがあるかもと思って期待するも、町のストリートフードと同じようなものしかない。

結局その夜食べたのはテヘランからエスファンへ移動する機内でたべたパサついたサンドイッチとオレンジジュース、チョコひとかけらだった。腹が減っているので、そんな軽食ですらも食べ物だ!と思って食らいつく自分が悲しい。

後日、イラン人ガイドに尋ねてみると「イラン人は3時ぐらいまで長い昼食時間をとって、夜ごはんは大体7時からなのよ。外国人観光客を迎えるにはあまりよい習慣じゃないんだけどね」

あーなるほどね。ととりあえずレストラン7時開店事実は合点承知の助。しかし、これだけにとどまらないのがイランの恐ろしさ。

イラン初日に思った、町に軽食屋が少ないという事実はあの場所だけでなくイラン全土で言えるようだった。どこに行ってもあるのはファストフード(といってもマックとかではない)店、ジューススタンド、アイスクリーム屋ぐらいなのだ。しかもお腹が減りすぎて動けないと思って入ったファストフード店のケバブバーガーですら、失礼を承知の上でいうが美味しくない。値段は安いが、それでも美味しくない。

店のチョイスが悪かったのかな、と思いじゃあ高い有名店でがっつり食ってやらあと意気込んで観光客も大勢訪れるレストランに直撃。しかし。基本メニューが初日に食べたものとほぼ同じ・・・はは〜ん。どうやらイラン料理はバラエティが少ないらしい。この時点で、イラン料理として口にしてきたものが、ケバブ、ごはん、パンぐらいである。ということで店のレベルに関係なく、イラン料理はバラエティが少なく、あまり美味しくないことが判明。え?何を食べて生きていけばいいの?と問いたくなるぐらい食のオプションが少なく、口に合わないことが判明。

3つ星のホテルでも、違うホテルなのに朝食メニューが、卵+変な形のソーセージ+豆っぽいもの+パンが基本形。おかげで3日も経つとあまり食べる気がなくなってきた・・・食欲がなくなり、もうアイスでも食うしかないと思って食べたアイスすらも、アイスの味がしない。なんなんだこれは!?アイスでもないジェラートでもない恐ろしいものだ!そしてホテルで飲んだコーヒーも何をどうやったらこんなまずいコーヒーができるんだ!というレベルのもの。

もはやお金はあるのに、食べるものがない・・・という状態に陥る。悲しきかな・・・

不思議なのは市場に行けば、果物やスパイスやら野菜、魚がたくさん売っているのになぜ外食の料理となると、卵、豆、ごはん、パンしかでてこないという謎。いったい市場で売られている魚やスパイスは一体どこへ・・・?

Why Iranian people!

まじで厚切りジェイソンのごとく叫びたくなる。ということで次回以降イランに行くときには、コーヒー、お湯入れ、カップラーメンを持参だ!

優しいイラン人の前では決して言えないので、ここだけの話ということで。しかし帰りの飛行機で出会ったフィリピイン人と話すと、「イランは食べ物がまずい。1ヶ月もいるなんて本当に無理!」と言っていたので、ああ自分だけじゃなかったのね、と一安心。食べ物がおいしくないと、テロとかよりも食べ物がなくて死んでしまうのでは、といった危機感の方が強い。後半はひたすらおむすびが食べたい、まともなご飯が食べたいとしか考えられなくなった・・・悲しきかな。

ドバイに帰った瞬間、普段はいかないマックやチェーン店のコーヒーショップですら見るだけで、「まともな食べ物がある!食べ物にありつける」とまで思うぐらいだった。どんだけ自分は飢えていたのだろう。観光としてはすごいいい国なのに、食べ物が残念すぎるイラン。残念!

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