就業時間がみんな同じておかしくない?抗議してフレックスタイム制を勝ち取る

昔から朝型で何かにつけて、早く起きてはさっさと仕事を終わらせて、早く帰りたいと思っていた。幸いなことに、新卒で入った会社は、フレックスタイム制を導入しており、10時から5時までのコアタイムにいれば、8時にきて5時に終わろうが、10時にきて7時に終わろうがOKなのである。そんな制度を存分に活用し、朝早くきてはさっさと帰るというのが当たり前になっていた。
しかし現在ドバイで働いている会社は、就業時間が9時から6時までという一応の規則がある。一応と書いたのは、守っている人がほとんどいないためあるようでないようなものと化している。事実多くの社員は、9時半やら10時やらにやってきて6時になるとさっさと帰っていく。

んん?なんかおかしくね?


始業時間は守らないで、就業時間は守るってなんかおかしいだろ、と悶々としていた。私の場合、どうにも早く働き始めないと気が済まない性分のため、まわりがそんな状態でも8時半など就業時間前にきていた。遅くにしか来れない人と同じ理由で、私も早くにしかこれないのだ。こればかりはどうしようもない。というわけで8時半から始めても10時や9時半に来る人と同じ6時にしか職場を離れてはいけない、という現状に少し不満を持っていた。

しかも日本から出れば通勤ラッシュの満員列車とはおさらばだと思っていたものの、ドバイにも通勤ラッシュは残念ながら存在していた。それがまた日本にもまけじとかなりひどい。特に私が降りる駅では、人が多すぎて入れず次の列車を待つ人を毎日見かける。こんな満員列車が起こるなんて、みんなが同じ時間にやってきて同じ時間に帰るというのは効率が悪いと思っていたし、なんとか時間をずらして満員列車を避けたいと思っていた。

ということで社長に抗議。というか相談。

「早くきてるんで、早く帰ってもいいですか?」

まあ日本なら何をバカなことを言っていると一蹴されそうだが、セクシー社長から飛び出たのは意外な言葉だった。

「いいわよ。でもあなただけ」

え?個人にのみ適用されるルールなの?

「私はクオリティ重視だから。結果を出してくれれば別にそんなのはどうでもいいわけ。特にあなたわよくコミットしている社員だから」

結果にコミットする!?なんだか自分がライザップになったような気分である。

というわけで、見事フレックスタイムを勝ち取ることができた。勝利!そうさ。仕事はクオリティであって時間ではないのである!