世界で人気の観光地!アブダビのグランド・モスクの魅力とは?

アブダビ観光で外せない場所といえば、シェイク・ザイード・グランド・モスクだろう。2017年にトリップアドバイザーが発表した、「世界の人気ランドマークトップ25」では第2位にランクしている。もはや世界中の観光客を虜にするほど人気の場所となっている。

アメリカの人気歌手、リアーナやセレナ・ゴメスなども訪れたことがある。そうした海外セレブたちも惹きつけるほど、壮大で豪華絢爛なモスクである。日本では「pen」という雑誌の表紙を飾るなど、国内でも注目を集めつつある。


モスクへ行くのには、タクシーが便利。ドバイ・アブダビ間を行き来するバスが発着するアブダビのバスターミナルから、タクシーに乗って15分ほどで到着する。モスクの駐車場には、常時タクシーがいるから帰りも安心だ。

数年前には帰りのタクシーがなかなかつかまらず、困った覚えがあるが、やはり世界中から観光客が集まるようになり、随分と整備が進んでいるらしい。

モスクに入るにしても、特別な装いで来る必要はない。Tシャツ短パンであっても入り口にて、無料でアバヤを貸してもらえる。アバヤというのは、湾岸諸国のイスラム教徒の女性が来ているロングワンピースのようなものだ。


貸し出されているアバヤを来た女性観光客

せっかくの機会なので、自分でおしゃれをしてセルフィーを取りたい!という人であれば、体のラインが出ない服装に、女性であればスカーフをつければそのまま入れる。

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アバヤをつけなくても上記のような服装であればOK

モスクの名前である、「シェイク・ザイード」はアラブ首長国連邦(UAE)の初代大統領であり、アブダビ首長をつとめたザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーンの名前に由来している。モスクの場所を決めたのもザイードであり、モスクのデザインも彼の意見が取り入れられている。


町の至るところで見かけるUAEの建国の父、ザイード


スワロフスキーで作られた世界最大のシャンデリア


イスラームの神、アッラーは99つの美称を持っている。王者、正義者、優しき者、美徳者、忍耐者など。中心には「アッラー」と書かれ、それを取り囲むように99の美称が一つずつ書かれている。(写真は公式サイトより)

1,300人を超えるイランの職人が作り上げた世界最大の絨毯はイランで作られ、それをアブダビのモスクでつなぎ合わせたという。絨毯は25の色が使われているが、中でも中心的な色になっているのが、シェイク・ザイードが好んだという緑。


イラン職人が作り上げた世界で一番大きな絨毯

イスラームの世界では、緑は大きな意味を持っている。イスラームの天国は、緑豊かな世界であると描かれているし、砂漠で暮らす人々にとっては、緑は植物を連想する大切な色である。

イスラーム教徒が多数派を占める国でも、国旗に緑を用いている。


サウジアラビアの国旗には、「アッラーの他に神はなし。ムハンマドはアッラーの使徒である」とアラビア語で書かれている

イスラーム教徒というと、中東を思い浮かべる人が多いかもしれない。けれどもイスラーム教徒の人口が世界で一番多いのはインドネシア。パキスタンやバングラディシュのイスラーム教徒の人口は、サウジアラビアやトルコといった中東全体よりも多いのだ。


女性用の礼拝所へ続く回廊にて。アバヤを着た女子達がセルフィーに勤しんでいた

モスク全体で4万人ほど収容できるという巨大モスクだが、ラマダン(断食月)明けや金曜日の礼拝時には、近くに住む市民達が訪れる。金曜日はイスラームの休日にあたる。そのため午前中は観光客は入れないので注意したい。


夜はモスクがライトアップされ、昼間とはまた違った美しさがある(写真は公式サイトより)

何度訪れてもその美しさに圧巻されてしまう。訪れたものを虜にする、アブダビのグランド・モスクはぜひ訪れたい場所だ。

【開館時間】
9時〜22時(土曜から木曜)
16時半〜22時(金曜日)

【入場料】
無料

【公式サイト】
http://www.szgmc.ae/en/
ツアー情報も載っているので要チェック。

【もっと深く知るなら】
言語や芸術など様々な方面からアラブ世界を美しいビジュアルと共に紹介。

世界の美しいモスク
深見 奈緒子
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