なぜ貯金が貯まらない?ドバイ生活での出費ランキングから考える

おかしい。日本にいた時よりも給料はあがっているはずだが、まったく貯金が貯まっていない。ということで自己監査を入れ、一体私は何にお金を使ってきたのだろうということを振り返ってみたい。時間にしても、お金にしても今後は1円、1分たりとも無駄にはしたくない、無駄をあぶり出し、お金と時間の垂れ流しをせきとめなければならない。

1位 家賃(2年分): 380万円


ドバイでもっとも金がかかるといえば家賃である。それに応じて給料も高くはなっているが、380万円とは・・・。私立大学4年間の学費とほぼ同額である。東京で一人暮らしをすれば、中目黒あたりで良さげなマンションでも借りれたのに。

しかし年間190万円を家賃にかけたといえども、ゴージャスで満足のいく生活が保障されてきたわけではない。それがドバイトリックなのだ。これで人間の最低限の生活が確保されるレベルなのである。ドバイでゴージャス生活を送ろうと思えば、3~4倍はくだらないだろう。

無駄金を使わないと決めたものの、給料が上がったとたんよりよい暮らしを求めて、月5万円以上も家賃が高い場所に引っ越すという過ちをさっそく犯している。しかし、おうち好き人間にとっては快適な暮らしを確保したいというところで、家は譲れない。

 

2位 ドバイ招聘旅行(3泊4日):98万円

家族御一行が私のドバイ生活を冷やかしてやろうと物見遊山でやってきたときの接待費が98万円である。航空券、宿泊代などすべて私持ちである。別にこんな豪勢にやる必要はないのだが、稼いでいるところをアピールしたいというつまらん見栄と、冷やかしだけどきてくれるのだからきちんともてなしたい、ということで、この額になったわけである。

この時の旅行プランは在住者が本気で企画!おもてなし3泊4日の豪華ドバイ観光旅行プランに示している。

しかしこのドバイ旅行は、70代の祖父母にとってはよほど衝撃的なことがおおかったらしく、墓場まで持っていてくれそうな思い出となったのでよしとしよう。どうやら昭和の激動を生き抜いた人間にとっては、ドバイというのはとんでもない場所なようである。

 

3位 ソマリア旅行9泊:82万円

一体世界のどこにソマリアにいくために100万円近くも費やす人間などいようか。むしろソマリア旅行の投資額でいえば、世界ランキングトップ10に入っている自信すらある。

などと吠えてもまったく意味はないのだが・・・ソマリアの治安がよくなり観光代が下落することを願うばかりである。

 

4位 日本帰国の航空券代(計4回)+日本での爆買代:66万円

公式プロフィール上では日本への帰国は年に1回ということにしているが、これでは年に2回以上のペースで帰っていることになる。帰りすぎるのもなんだか日和っているようで、年に1回とつい言ってしまうのである。ここにも見栄晴が見え隠れする。

ちなみに主な帰国の理由は犬チャージである。犬無くしては人生が灰色化してしまうので、実家の犬たちと戯れては自尊心の向上と無償の友情にまみれながら、ドバイで生きるための活力をチャージする。これが犬チャージと呼ばれる所以である。

 

5位 傷心オマーン旅行1泊:12万円

5つ星ホテルで豪勢にやりたかったわけでもない。ただドバイの生活に傷心して、行き着いた先がオマーンの山頂にあるホテルだった。ただドバイから離れて、傷心した心が癒えればそれでよかったのである。内訳はホテル宿泊代が6万、しかし4WDタクシー代が4万円と出費をかなり圧迫している。たった片道1時間ちょいの行程だというのに。オマーンの送迎車というのは、何重にも渡って観光税が加算されるシステムになっているらしい。

さらに調子こいて、ハネムーンでよくやりがちな花びらの泡風呂にシャンパンなどというオプションをつけたため上記のような金額になっている。

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しかしこの1泊に12万円かけて傷心された心は癒されたのか?いや癒されることはなかった。しょせん1泊程度の逃避旅行では、何も変わらない。ただ失ったのは金だけだった。