外国人の日本土産に対する反応

「お土産」というのは、私の好きな日本の文化の1つである。ということを改めて最近思うようになった。日本だと、有給休暇明けの出勤日には大体お土産をこしらえてくる人が多い。


というかそれにより「お休みいただきましてありがとうございます」というような感謝を代弁しているような気がする。これぞ物言わぬお土産で、もの言わす日本文化なり。


日本に一時帰国した関係で、前回とても喜ばれた日本のお菓子を今回もこしらえ、渡して反応を見てみた。用意したお菓子は、定番中の定番、抹茶味のキットカットとラスク(抹茶&プレーン)である。

そもそも日本のお菓子は美味しいと自負する日本人だが、実は外国人にとってはそうでもなかったり、むしろ知らない国のものは受け付けませんといったスタンスの人もいるので、渡す時は本当にハラハラである。

ドキドキしながら一応渡していくと、大半の反応は「わ〜なにこれ!?みたことない」とまず珍しがる。

そして食べた感想を聞くと、「美味しい」とい言ってくれる人が多かったので一安心。しかし中には、こんな奴もいた。

はじめは気持ち悪い味だと思ってたけど、食べてみたら案外うまかったよ」

受け取る時はあんなに嬉しそうだったのに、気持ち悪いと思っていたんかいと逆に凹むようなコメントをしてくるやつや、

キットカットの一切れだけを食べて、放置するやつ(一気にキットカット1袋も食べれんのかい)がいたり。

はじめから、いりません!と断るインド人(のちに聞くと彼はベジタリアンだった。なのでなにが入っているかわからないものは食べられない)たちもいたり。

なぜお土産を渡すだけで、こんなに反応を気にしなければいけないのか。ちょっと疲れた。というわけで次回以降はもう買わないことにしようと思う。

一方で外人にもこのような文化があるのかどうかちょっと興味深い。

これまでのパターンから分析するに、外人にはあまり「お土産」文化というものは浸透していなさそうである。日本での浸透率が95%ぐらいだとすると、ドバイにいる外人の間では30%ぐらいである。その理由として、海外ではそれらしきお土産が存在しないことが大きな理由なのではないかと思う。

もちろんギフト文化はある。しかし世界各地を旅して思ったのは、渡したいお土産がないということだ。日本のように食文化が豊かで、お菓子1つ1つを丁寧に包装したパッケージなんかないのだ。であるから、旅をしたときにぴったりなお土産が見つからない→お土産買わなくていいか、ということになる。

むしろ海外から日本へ帰る時のお土産だって困る。日本人は舌が肥えているし、そもそも海外のものより日本のものが彼らにとっては美味しいのだから、イタリアやフランスといった超有名観光地を除けば、その他の国の生半可なお土産では日本人の舌に対抗できずむしろ買わないという選択肢の方が正解だったりする。

というわけで、必ずしも日本のものが海外で喜ばれるというわけではないので、無理してお土産を持参する必要はないようだ。