ドバイで家探し ついに終の住処が見つかる

ルームシェアに転換した後もよい兆しは見えつつもやはり決まらない。なんとか良さげな物件を見つけ、仕事前にみにいくのに。仕事の時間なのに私用で出社が遅れてもいいもんだろうか、と思ったがここはドバイ。そして家が見つからないと仕事にも集中できないという言い訳を勝手に自分で作り納得させる。


そしてマンションはやはりなんだか落ち着かない。人間は地に足がついていないとだめだ!という天空の城ラピュタでいっていたようなセリフが頭に浮かび、マンションではくヴィラ(一軒家)をあたることにした。

まさにこれは運がよかったとしか言いようがない。

本当は仕事終りに行く予定だったが、急遽予定を変更しお昼頃内覧へ。駅から徒歩7分とかいてあるが、15分かかる。これはもう想定内。こんなボロい家なの?とちょっとがっかりしたが、道を間違えていたようだ。なんかエチオピアでよく見るような泥?で作った古い家である。日本でいう築35年ぐらいの土壁の家のよう。

違うということで、気をとりなおしていくと目の前に現れたのは夢にみるような豪邸である。門が身長の2倍はある。ハンターハンターでいうところの、ゾルディック家の試しのような感じである。

↓イメージ

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出てきたのはアジア系の小さい女性。なんとなく親近感がわく。中国人とのことだが、英語もそこそこでき愛想があるよい人だ。部屋を一通り見せてもらったが、

1.部屋も写真通り。部屋はでかくてキレイ
2.風呂、トイレ付き
3.テレビ、ネット付き
4.カナダ人、イタリア人、マレーシア、バハレーン、レバノン人が住んでいる
5.オーナーも一緒の家に住んでいる(何かあった時に頼れる)
6.メイドさんのサービス付き(食器を洗ってくれる、共有の場所は掃除してくれる)
7.キッチンがキレイ(でもよく見るとところどころにアリが歩いている)
8.家全体がでかい
9.洗濯干し場がある
10.猫と犬がいる(ルームメイトが飼っている)
11.駅から歩ける
12.ビーチに近い
13.ぴったり予算内
14.すぐ暮らせる

と他人と暮らす、仕事場からちょっと遠いという欠点を除けば大満足な部屋だった。待ってました!ということでさっそくこの部屋に入りたいんだけどと伝えると、

「イタリアの男の子が来て住みたいっていったんだけど、急遽親御さんが病気になったとかで音信不通になっちゃったのよねー。まだ連絡待ちなんだけど。あと、今日の6時半にフランスの女の子が来る予定だけど・・・」

と中国流の取引なのか(←ゲス)いかに人気の部屋かということを説明してくれた。確かに今まで見た中でもめったにこんないい条件の家はない、人気のはずだ!という自分の直感を信じ、すぐにルームをキープするにはどうすればいいのか、と尋ねると

「家賃1ヶ月分のデポジットとパスポートのコピーが必要」

とのこと。デポジットは現金でOKとのことなので内覧が終り、速攻で銀行に向かい現金を手にする。銀行でついでにパスポートのコピーをとって、と頼んだら冷たくあしらわれたのでコピー屋さんを探すが見つからない。

近くのモールでも探すもののそれらしき店はないため、ダメ元で送金屋さんのWestern Unionにかけこみ、お兄さんにコピーをお願いする。金は払うからといったものの、タダでコピーしてくれるいい人だった。

現金とコピーを手にし、1時間後家に戻りオーナーに手渡す。そしていつ入居するの?といわれ、

「今日入居します!」

と元気よく宣言。大丈夫か、自分。と思いながらも心配の種は少しでも早く減らしたいのでとにかくやっちまいたいという気の方が先だったのだ。

そしてありがたくも会社の同僚に荷物運びなどを手伝ってもらい、1時間でホテルの荷物をまとめ撤収。新居に入居いたしました。あっという間の引っ越しだったが、めでたくこれにて地獄の家探しが終わったのだ。もう営業みたいにアポ取りしなくてすむ!と思うと、叫びたくなるぐらい嬉しかった。

もし仕事終わりにいって、フランス女子が入居を決めていたらどうなっていたことだろうと思いつつも、ようやく一歩前進することができた喜びでいっぱいである。

ドバイの本日の学び
1.小さすぎる道路などは地図上にないことがある
2.ドバイにも中国は進出している
3.ドバイのルームシェアは規模が違う
4.探せばやっぱり納得できる家はある