イラン旅行は大丈夫?観光して感じたリアルなイランの治安

なにかとパリス・ヒルトンのように毎度お騒がせな国、イラン。前大統領アフマディーネジャードの奇行、奇言のおかげで、イランはやべえという間違ったイメージをなすりつけられたかわいそうな国である。そしてそのせいで周りの声を聞く限り、中東っぽいというだけで中東の危なさがあると感じている人がいるらしい。


しかしイランは、他のアラブ諸国とは違った誇り高きペルシャ人たちの国なのだ。アラビア語を話すアラブ人ではない。アラビア語もペルシャ語も話せない私からすると、一体何が違うんだと思うぐらい文字はクリソツである。が、話し言葉は結構違う。


アラビア語がかなり強くしゃべる力んだ言語だとすると、ペルシャ語はニャーニャーと猫がなく感じの気の抜けたしゃべる方をする(というのが個人的な印象)。あまりアクセントの強くない日本語話者としてはペルシャ語が心地よく聞こえてしまう。

さて話は治安に戻りイランの治安、ぶっちゃけどうなのか?これは論じるまでもなく、ストレートで問題無しの部類に入ると思う。イギリス、日本の両外務省の安全情報を見ても、優秀なぐらいクリーンである。外国人に対しての攻撃や自爆テロといった話もほとんど聞かないのがイラン。

日本の外務省の安全情報
海外安全ホームページ__危険情報詳細

イギリスの外務省の安全情報Iran_travel_advice_-_GOVUK

基本は、日本だけではなくイギリス外務省の安全情報をチェックしておくことをおすすめする。アメリカのCIAでもイランに対しては、若干の要注意レベルだけで実際にイランにいくと、結構な確率でアメリカ人に出くわす。アメリカ人もモスクの美しさにびびるほど、イランには美しく歴史のある場所がたくさんあるのだ。

しかし、悲しいかな。あまり国外に対してオープンでないので勘違いする旅行者も多いのだろう。中にはとんでもない財宝という名の素晴らしき場所があるというのに。それを見せつけないのは、非常にもったいない。何も見せるものがなくても、旅行に来てみいや!と世界中に堂々とアピールしているドバイの図々しい精神を少し分けてあげたいぐらいである。

ただ自身の経験も含めれば、女性特有の問題はある。がんばって現地イラン女性に近づこうとスカーフをしてみても、外国人女というだけで無駄に夜中にバイクで追いかけ回されたりしたことは、ちょっとしたトラウマになっている。抑圧された男子の逆襲というものは怖いものである。

であるから、外国人女というだけでいらぬ好奇の目を向けられるのはちょっといたいところだが、命に関しての危険というものはほぼないといっていいだろう。