【閲覧注意】高級ブランドを買いたくなくなる!?高級ブランドセール衝撃の実態

会社のプライベートセールがあるというので、どんなもんが売っているのかという興味でセールにいくことに。給料日の翌日に開催というもんだから、会社もいやらしいなあと思いつつ、やっぱりお金があると使っちゃうのが人間の性なのだろう。

ちなみにこれ以降は、高級ブランドを買いたくなくなる映像が含まれているのでご注意ください。週末の金曜日なので、まあどうせ朝から人はいないだろうと思いゆっくり昼前にいくことにしたのだが、そこには驚くべき光景が広がっていた。


9時オープンで時間はまだ11時だというのに、すでにパンパンに膨れ上がった荷物を持ち帰る人でいっぱいなのだ。中にはゴミ袋のようなものにいれて、引きずりながら持って帰る人もいる。

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今日は大漁だったと言わんばかりのセール帰りの人々

これはガチで気合をいれていくべきお得なセールなのでは?なんとなく焦りを感じ、足早に会場へ向かう。

プライベートセールだけあってか、入場の際には社員証のチェック等厳しい。しかも紙のリストバンドをつけられる始末である。

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セールでリストバンド・・・

中に入ると、東京ビッグサイト並みの広い会場で入り口にはものものしい警備。一応高級ブランドのセールとは聞いていたが、一体なんなんだこの様子は?とにかくブランドもので溢れかえる会場とそれに群がる人々。

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メンズ、レディース、キッズなどありとあらゆるブランド品が集結

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化粧品コーナーに群がる女子たち

無造作に置かれている商品をよく見ると「KENZO」、「Michael Kors」といったよくモールで見かける馴染みのブランドたちである。

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服の上に無造作に置かれるMKのカバン

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みんながもちたがるMKのカバンもこれだけ雑に置かれているともはや模造品にしか見えない

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MK、KENZO、Paul Smithなどのブランド服が並ぶ

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セールはDiorも容赦なく襲う

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雑然と並ぶ化粧品たち

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高級ブランドの香水の大量売りはもはや薄利多売ビジネスになっている

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普通に買うと3〜6万円ぐらいする靴たちものこの扱い

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ハイエンドブランド特有の超派手な靴。一体誰がいつはくのだろう?

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絶対バージュ・アル・アラブを意識しているブーツ

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地域特有なのか香水は男女ともに人気の商品

しかもいつもは朝早くには会社に来ない人たちなのに、なぜかセールの時だけはちゃっかり朝早くに来ているのだから人間の欲というのは恐ろしい。

はじめこそ、すげー!と思って買う気マンマンで商品を漁っていた。セールには本当にお得に商品を買うためのセールの流儀があるのである。ここで私の失敗しないためのセール時の鉄則を披露したい。

1.安い・ブランドものだからといって買うな
安いからといって買っては、欲しくないものまで買ってしまう可能性がある。安さにつられて買ったもののというのは、のちになって着ない、使わないという可能性が高い。しかも本当に欲しいから買った訳ではないので、愛着心があまり湧かない。

クローゼットを開けて今持っているものを見ると、セール品だったものはいくつあるだろう?結局セール品というのは、実は気に入ってたわけではないので、短期でさようならになってしまうケースが多いのだ。

またブランド品が安く買えるチャンスだ!と思い買ってしまうのも危険である。もしもノーブランドだったら?もしも定価だったら?それでも欲しいだろうか?本能的にお得のチャンスを逃してはいけない!というアドレナリンがセール会場ではよく発生するので、アドレナリンに騙されてはいけない。

2.サイズがちょっとぐらい合わなくてもOK!は絶対ダメ
サイズがちょっとあわなくても、安いしまあいいかと買ってしまうことがある。しかしそれも危険だ。結局サイズが合わないと、不恰好に見えるので着なくなる可能性が高いからである。丈の長さ、ウエスト周り、靴の締め付け、すべてにおいてパーフェクトなものを購入しないと後に待っているのは後悔だけである。

そのためには、試着をおススメする。大体においてセール会場には試着室はないのだが、セールの混乱に乗じて、その場で試着する(上から羽織ってみる)のである。そうすることで、落ち着きを取り戻し本来の服選びと同じ条件で買い物ができる。

3.本当に欲しいものを事前にリストアップ
あらかじめこういうものが欲しいと具体的にイメージをしておけば、迷うことはないし余計なものも買わなくて済む。なぜなら頭の中にイメージしたものにあうか、あわないかだけを考えて商品を見れば良いからである。

上記の鉄則に則り商品を見定め、最終候補まで商品を絞り込んだ。

しかしあることにふと気がつく。会社のセールなので、会社の人たちしかいないわけである。つまり、ここで買った商品を着ていると「あれ、あのセールのやつじゃね?」ということがバレバレなのである。最悪の場合、服装がかぶるということまでありうるのだ。

会社に着ていく服を買いたいのに、会社でかぶってしまったら元も子もねい。

しかも、セール会場で物色している姿みられたくないのに、同僚やらオバマ似の上司にまで出くわしてしまう始末である。これは、気まずい。そんなこともあり、なんだか急速に買う気が萎えてしまった。しかも、どこから出てきたのかわからないが、普段会社の中にはいない中国人もたくさんおり、例のごとくセール品をチームになって爆買いしている姿を見かける。

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中国チームはダンボールに入った各々の仕入れ商品をチェックし合う。

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半ケツ出してまでも仕入れ品にチェックに余念がない

仕入れ中なのかしら、と思いながらたくましいなあとほほえましく眺める一方で、超高級ブランド商品がまるでゴミのようになっているあわれな姿を見てなんだか急激にドン引きしている自分がいた。

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ゴミのように重なったブランド品たちとそれに群がる人々

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散乱したブランド品。まるでごみのようだ(byムスカ)

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ブランド品に囲まれて飯を食う売り子たち

不思議なのは、高級ブランドを買っている人自体がそれほどおされでもないということである。一体こんな高級ブランド品を買って、みなどこで着るのだろうという疑問。ブランド品をもってもきちんと着こなせないと、結局ノーブランドと同じじゃないのか、と。

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戦利品を抱えて並ぶ人の行列

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それでも大量のブランド品がさばかれていく

とりあえず私は、普段絶対手にすることはないだろうと思われる、ブランドものの服や靴を好きなだけ試着して(試着室があるわけではないので、その場で着るのである)楽しむという行為に終始した。そして、大量の荷物を引きずりながら帰る人々を横に、超高級ブランドセールを何も買わずに去る自分がいた。

しかし後悔はない。なぜなら欲しいものがなかったから。逆にあまりにもみんながこぞってものを買う姿にドン引きしてしまったというのも事実である。ブランド品って一体なんだろう。ゴミのように扱われるブランド品たちを眺めながら、すべてのブランドイメージが崩れていった。