あ、自分ドバイに慣れてきたのかもと思った瞬間

半年もドバイにいるとそろそろもう慣れたでしょ?などと聞かれる。しかし、自分の中ではイマイチ慣れたのかどうかがわからなかった。なんとなくヘラヘラとした能天気顏で過ごせるような穏やかな日々が送れているので、慣れたと言えばそうなのかもしれない。

それ以外に「あ、これがもしかして慣れているのかも」と思ったのが、日本から香港人の友人がやってきたときのこと。彼女は香港人なので私よりは英語に慣れております。つまりはペラペラなわけです。

一緒にタクシーに乗っていた時、その友人が放った一言が「え?この人何て言ったの?」。どうやらインドやパキスタンなまりの強い英語が聞き取れなかったよう。リスニングが弱いと思っていた私でも、その時はちゃんと聞き取れて会話をしていたので、「あ、これはもしや。私が彼らの英語に慣れてきたのかも」と思う嬉しい瞬間だった。


知らぬ間に自分が成長した(=適応した)ということがわかって嬉しかった。

振り返ると私もドバイに来た時の頃は、インド英語だのパキスタン英語だのみんな好き勝手しゃべっちゃって、英語なのに全然言っていること分かんねーわ、と思っていた。それがどっこい、知らぬ間に聞き取れるようになったらしい。聞き取れる、聞き取れないはドバイでの生活を大きく左右するためか、生存競争に勝ち残るための適応としてどうやら進化してしまったらしい。

その他にもなんとなくドバイルールというものがわかってきたような気がする。いやむしろガキの使いのように「西田!アウト」と何度も黒ずくめたちに尻を叩かれるように、嫌な目にあってきたので自然と何をしたらアウトになるということがわかった上で行動をするようになったと思う。

というわけで今の「慣れ」の状態は、ぐだぐだとした「慣れ」というよりも、ゆらつく綱の上をようやく渡れるようになったというまだおぼつかない感じの「慣れ」なのだと思う。

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