みんな同じ顔に見えてくる、という悩み

非常に重大な問題に直面している。それは人の顔をはっきり認識することができないのだ。別に忘れっぽかったり若年性痴呆症が始まったわけではない。どうにもアラブ系の顔が同じに見えてなかなか人の名前と顔が一致しないのである。

これは欧米人から見たら中国人も韓国人も日本人も同じように見える現象だろう。それと同様に私にとっては、レバノン人、エジプト人、ヨルダン人、エミラティ(エミラティは服装で判別可能だが顔はまるっきりその他のアラブ人と区別がつかない)などアラブ系は皆同じに見えてしまうのである。


区別がつかないから、顔を覚えるのも遅くなる。最近かなりショッキングだったのが、数ヶ月前に出会った人の顔を忘れていたということだ。人の顔は結構覚えている自信があったのだが、この時ばかりは

「え?はじめましてじゃないよ。前に会ったじゃないか」

といわれた時は、金槌で頭をかーんと叩かれたように、はずかしくバツの悪い思いをした。

こういうのは慣れるしかないのだろうか。実をいうとアラブ人だけでなく、インド人、パキスタン人、バングラディシュ系も同じように見えてくる。パキスンタン人は民族衣装を着ているので道端では見分けやすいが、それがみな同じタクシー運転手で同じ制服を着ていると、難易度は増す。

そうした中で思いついたのが、出身国当てゲームである。個人的な暇つぶしとしてやり始めたのだが、これが結構楽しいし、人を見極める能力がつく(と思いたい)。ゲームの方法としては、道端なりタクシーの運転手なり人をみたら、まず出身国を予想する。そして本人に聞いて答え合わせをするというシンプルなもの。

こうしたゲームができるのも外国人率が80%を占めるドバイだからこそだ。みなさんもドバイに来た際には、スマホゲームではなく出身国当てゲームに興じてみるのも面白いのではないだろうか。