海賊国家プントランドへのツアーが始まるよ!

ソマリア旅行でお世話になったツアー会社、Untamed Bordersからあるニュースが届いた。ソマリア内に位置する海賊たちがよく出没する地域、プントランドへのツアーを開始するとのこと。ソマリア=海賊と思っている人が大半だが、ソマリアの首都モガディシオにいっても海賊には会えない。海賊に会うならばやっぱりプントランドなのである。

まだ公式には発表されていないが、参加者を募り2016年の冬から(夏は暑すぎるため実施しない)ツアーを開始するという。しかしこのツアー、確かに場所が場所なだけあるが、半端なくツアー代が高い。7日間のツアーでは、1人で参加した場合100万以上もするのだ。20万ちょいで行けたソマリア旅行がどれだけお得で手軽かがわかる。


しかし人数が増えれば、安くなるのでさらに参加者が増えることを期待して、どんなツアーなのか内容を紹介したい。以下は、Untamed Bordersから送られてきたツアー概要である。具体的な開催日はまだ決まっていないが、人数調整をした後に決定するとのこと。

4日5泊コース

1日目:ボサソ着
ドバイからボサソに到着。ホテルで昼食をとり、午後はボサソ付近を散策。

2日目:ボサソ – アーモ – ボサソ
アーモにある家畜の取引が行われるマーケットを訪問。トレーダーや家畜業のに携わる現地の人と交流。警察学校を訪れ、アルシャバーブや海賊たちと戦ってきた警官と交流。

3日目:ボサソ – カンダラ
ボートに4、5時間乗り、小さな漁村「カンダラ」を訪れる。カンダラで1泊。
ボートでの移動中に密輸の際に使用される入江やビーチを見学できる。

4日目 :カンダラ – ブルック- ボサソ
カンダラからボサソへボートで戻る。ボートでしかアクセスできない漁村「ブルック」を訪れる。

5日目 :ボサソ
セキュリティーチームが空港までエスコート。最終日の観光はなし。

ツアー代に含まれているもの
ホテル代、ツアー中の食事、ビザ代、セキュリティ代(4人の兵士+車2台)、ボート代、空港までの送迎、仲介人、通訳(ソマリ語から英語)

ツアー代/一人当たり
参加人数が1人の場合:81万円
参加人数が2人の場合:42万円
参加人数が3人の場合:32万円
参加人数が4人の場合:26万円

6日7泊コース

1日目:ボサソ着
ドバイからボサソに到着。ホテルで昼食をとり、午後はボサソ付近を散策。

2日目:ボサソ – バーギル
車で12時間かけ、プントランド郊外のバーギルへ。

3日目:バーギル -トゥーシン
ボートに4、5時間乗り、イエメン近くの小さな漁村トゥーシンを訪れる。トゥーシンで1泊。

4日目 :トゥーシン – グアルダフィ岬 – バーギル
夜明け前に出発し、アフリカの角の先端に位置するグアルダフィ岬まで3~4時間ほどハイキング。グアルダフィ岬からボートに乗りバーギルへ。

5日目 :バーギル – ボサソ
バーギルから車で12時間かけボサソへ戻る。

6日目 :ボサソ
ボサソ市内の観光。カート市場を始め、庶民が利用する主な市場を散策。病院や大学、ビーチなどへも訪問。

7日目 :ボサソ
セキュリティーチームが空港までエスコート。最終日の観光はなし。

ツアー代に含まれているもの
ホテル代、ツアー中の食事、ビザ代、セキュリティ代(4人の兵士+車2台)、ボート代、空港までの送迎、仲介人、通訳(ソマリ語から英語)

ツアー代/一人当たり
参加人数が1人の場合:118万円
参加人数が2人の場合:63万円
参加人数が3人の場合:56万円
参加人数が4人の場合:47万円

うーん、どちらもいいが年内に両方いくと破産しそうだ。が、アフリカの角の先端にいくことはある意味で歴史的な感じがする。日本の宗谷岬や南アフリカの喜望峰などなぜか人間は先端に惹かれるようだ。現代に生きながらにして、まだ未知の世界があるのだ、というワクワク感。そう、飛行機で簡単に海外に行けても、ネットで世界中の情報が手に入っても、まだまだ未開の地というのは存在する。

というわけで今年は、アフリカの角の先端到達を目指すぞ!

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