給料がもらえないという悲劇を乗り越えるには

やられてもうたー。会社をやめたら最終月の給料がもらえなくなりました。え?ドラマとかテレビの話じゃないの?と思っていたが、本当に自分の人生に起こってしまったのである。会社をやめるだけで、なぜか恨みを買い、なぜか給料が支払われなくなったんですYo!

でもこれはドバイでは、あるあるな話。ドバイのその辺で働いている外人に聞いたら、80%ぐらいの確率で「いやーよく聞く話だわー」とか「私も実はそんなトラブルがあって」みたいなことを言うのだ。つまり通過儀礼として皆が体験しているごく一般的な話らしい。

私だって、最後まで徹底的に戦おうとしましたよ。何度も「あんた、払わんとどないなことになるのかわかっとんのかね」みたいなジャパニーズヤクザを装い脅しをかけたり(すんません、嘘です)、労働局に訴えようとしたりね。でも労働局に申請するだけで、6000円ぐらいとるという事実が発覚したため小銭をケチってやめました。必ずうまくいくという保証もないので。


そんなこんなでやめてから2ヶ月。未だ給料はもらえてない。次の仕事も決まっているのにビザの都合で始められない。高い家賃だけが垂れ流し。なんだこれはYo!

なんかもうアホらしくて戦うのをやめました。戦うのをやめたというよりも、そんな小銭(といっても私にとっては結構でかい)にかまって精神を消耗するのはアホらしいと思ったわけです。

そのことを考えるだけで、負のエネルギーで頭がいっぱいになるんですよ。悔しいけど、くそうあんなやつらに・・・って思うわけだけども。そんな中ニートになるぐらい、時間がありあまったので、いろんなドキュメンタリーを見たり、ネットサーフィンするうちに出会ったのがこのツイート。

ああそうか、金なんてまた稼げばいいじゃん。自分は健康な体もあるし、まだそこそこドバイに入れるお金もあるわけだし、家族もいるじゃん。やりたいことだってまだあるんだ。

自分の中では、人生で一番やっちまったなあみたいなどん底にいると思っていた。けれども、どん底にいたら後は這い上がるだけである。いつまでも小さなことにとらわれてはいけない。それを含めて自分が望んだ海外生活なのだ。

そう考えていくうちに、給料がもらえなかったという事実はどうでもよくなり、逆にどん底からの立ち直り方、考え方が身についたのではないかと思う。そして今自分がやるべきことを見つけてそれに集中する。非常にシンプル。

今から思うと、結構な困難を与えてくれてありがとうさん、と言えるぐらいまでに立ち直っている。うまくいかないというのは、生理的に嫌なのだけどもでもそれを乗り越えることで、また別のことが見えてくる。

そこが人生の刺激になり、ちょっと楽しい。そんなうまくいかないことだらけの海外に身を置くのも、乗り越えた後に自分がもっと強く、寛容的になれるような気がするからだ。

これを繰り返すと、心はスーパーサイヤ人、身の振りは瀬戸内寂聴みたいになれるんじゃないかと思う。あーはやくそんな人間になりたいなあ。