取材をして記事になったら教えてあげよう

民族ドレスで“お姫さま”ごっこ パレスチナ」という記事を見て、ほう、パレスチナでコスプレをするのも悪くないなと思いこれまた思いつきで記事で取り上げられている、ベツレヘムにある「パレスチナヘリテージセンター」を訪れた。

中を見渡すと、確かに貸衣装のごとくずらっとパレスチナの伝統衣装が並ぶ。といってもいかにも伝統衣装を着て撮影しよう!といったあからさまな商業っぽさを感じたため一通り店を回って出ようとする。


すると元気のよさげな店主のおばさんが、「あーたどこから来たの?」と声をかけてくる。「はあ、日本ですが。でもある記事を見て来たんですよ」というと、何か面白いものを見つけた子どものように顔を明るくし、「あの日本人の方が書いてくださった記事を見て?」という。

おばさんには取材されたことを覚えていたらしく、しきりにどんな記事だったのかと聞かれる。「私の名前は載ってた?」などと目をキラキラさせていうもんだから、本当は載っていないのに「載ってたかもしれないですねー」と答える。よほど記事が見たいのか、「私の名刺をあげるから、これにURLを送って頂戴。え?日本語?全然いいわよ!」とノリノリだ。

とここまで考えると、おばさんとしては取材をしてくれた人から直接教えてもらった方が嬉しいんじゃないかなあと思った。出版社ではないので必ずしも取材先に教える、というのが礼儀というわけではないだろうが、それでも取材された方は取材された!どんな風に掲載されるんだろう?と期待してしまうのである。それが日本語であって読めなくてもだ。

イスラエルで、食べ歩きツアーに参加した時も記事を書いたら送ってくれ!日本語でも構わない!と言われたり、ソマリア旅行を手配した代理店にも、日本語読めないけど写真でも十分伝わるからOK!といって私のブログ記事を紹介してくれたり、意外と世界の人は読めるか、読めないかということよりも自分がテーマになっているかなっていなかということを重視しているようだ。まあグーグル翻訳を使えば、大体の意味はわ分かる、という意味で問題ないといっているのかもしれないが。

ということで、自分のことを書いてくれる!と喜ぶ人たちもいるのだと思うと、今後の心がけとして何かお世話になった人にはちゃんと記事を紹介してあげようと思う。