海外で使えるおすすめ乗換アプリ「Moovit」

知らない国にやってきてまず困るのが、公共の交通機関の乗換だろう。かくいう私もネットやブログでせっせと調べてはメモをし目的地へ行くというスタイルが今までは主流だった。しかし、現地のイスラエル人に教えてもらった乗換アプリ「Moovit」によって、革命が起きる。

うわあ便利だ!と思っていたら案の定「Moovit」はイスラエル発のスタートアップだった。2012年にイスラエルで設立されたが今では80カ国に渡りリアルタイムで乗換サービスを提供している。最近ではBMWと提携しカーシェアリングに関する新サービスを提供したりもしている。さらに乗換だけではなくアプリからタクシーを呼べたり、目的地に車で行く人が表示され、同乗させてもらうことが可能だ。

このアプリのおかげで、山の中だって迷わず歩けたし、何より調べたりする手間や道に迷うという心配が省ける。ネットのおかげでわざわざ外に出なくなったという人もいるけども、こうして便利なツールを持つことで、逆に行動範囲が広がったような気がするし、どこへでもいけるんじゃないか、という変な自信が湧いてくる。というわけで Moovitの何がすごいのか、をご紹介したい。


1.コンシェルジュのような道案内
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リアルタイムで最適な乗換方法を教えてくれるのは、ナビタイムのような日本の乗換アプリでもあるが、Moovitがすごいのはここからだ。何駅目で降りるということがわかっていても、現地の言葉がわからなかったり、数えていても忘れてしまう場合がある。となると降りるタイミングがわからずハラハラしてしまうものだ。少なくとも私はそうだった。

MoovitはGPS機能で利用者がどこにいるのかを把握しているので、リアルタイムで「次の駅で降りろ!」とか「あと3駅です」といったプッシュ通知でお知らせをしてくれる。これは見ず知らずの土地では非常にありがたい機能である。

2.目的地までこのアプリ1つでOK

乗換だけを教えてくれるアプリも多いが、Moovitは地図アプリとしても役立つ。目的地を入れれば、公共の交通機関や徒歩も含めて、何分かかるのかを計算してくれる。今いる場所から一番近い駅やバス停までの道のりもわかる。これさえあれば、ドアツードアで見知らぬ土地でもちゃんと目的地に着ける。この機能により、パレスチナの山の上にある村でも迷うことなく進めた。

3.世界60カ国で使える汎用性

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日本の乗換アプリはおそらく日本だけしか使えないだろう。しかし、Moovitは同様の機能が世界60カ国にも渡り使えるのだ。世界一周で行くような主要国が含まれているので、世界を旅する人にとってはおすすめである。

4.手軽にヒッチハイクが可能

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正確にいうと同じ行き先に行く人の車に乗せてもらう、という知らない人についていくなと教えられる日本では普及しそうにないサービスも最近ローンチされた。まさに移動時間さえも現地の人とコミュニケーションをとれるという、半ば乗り物版Aribnbのようであもる。

Moovitの落とし穴

2016年最大の発明!と個人的には讃えたいが、そんなMoovitにも落とし穴がいくつかある。

1.すべての交通機関を網羅しているわけではない

イスラエルで気づいたのは、イスラエルの公共交通機関は反映されているがアラブバスやイスラエルの乗合タクシー「シェルート」のルートは全く反映されていないということだ。政治的な理由なのか、はたまた時間が決まっていない乗り合いバスだからなのか、乗換時間を把握することが難しいのかはわからない。

2.意外に使えない国がある

60カ国で使えるぜ!と書いたものの、実はあの国ないの?といったものも多い。日本はともかく、アラブ諸国はバーレーンのみである。なぜバーレーンのみなのかわからないが、ドバイでもぜひ使えるようにしてほしい。

3.金額が表示されない

日本であれば、だいたい乗換でどれぐらいかかるのかが表示されるがMoovitでは表示されなかった。

4.バッテリーの消費が早い

ネットにつなげていないとこのサービスが使えないのが難点。ネットがない場合には、乗換機能はないがMAPS.MEという地図アプリがおすすめである。しかも逐一通知がくるので、バッテリーをかなり消費する。見知らぬ土地に行く際には、別途充電器を持って行くほうが便利。

ここまでくると、落とし穴のほうも多いことに気づいたがそれでもMoovitを使うことによって、より町を自由に行き来できるようになった、と個人的には思っているのでぜひおすすめしたい。