外資ヘッドハンター直伝!英語の履歴書(レジュメ)の書き方編

何度書いても毎回、頭を悩ませる英語のレジュメ。そりゃそうだ。日本語の履歴書と違って、これを書けばいいなんてものはなく、文章力と自分アピール力が問われるのだから正解なんてものはない。そんなときに私がいつも参考にしている英語の履歴書の書き方をご紹介。これらは、外資のヘッドハンターたち(ハンターハンターに出てくる人じゃないよ)やなんかすごそうな会社で働く外人から教えてもらったものである。


応募するポジションによって内容を変えよ!

日本だったら、どんな職種だろうが会社だろうが、動機欄を除けば大体同じようなもの。というかそれ以外に書きようがない。しかし、英語のレジュメは基本下記のように自由フォーマットなので、どうにでも変えられるのである。だからこそ、本気でそのポジションを取りたければ、そのポジションにあった職歴に変える必要がある。

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決して、ウソを書けというのではなく、視点を変えるだけである。

たとえば、デジタルマーケティング職というのは意外と幅広い。たとえばリスティング広告、ソーシャルメディア広告、ソーシャルメディアのコミュニティマネージメント、CRM管理、メールマーケティング、SEOなど。仮にこれらすべてに相当する経験を持っていたとしても、すべてを職務欄に書くのは禁物。人事は、応募者の経歴がポジションの要件欄にあうかを主にチェックしているので、応募ポジションの職務にあたるスキル・職務を絞って書くことが求められる。

つまり、いくらすごい経歴があっても、応募ポジションの要件にかするものがなかったら意味がないのである。一番簡単な方法は、ポジションの仕事内容をチェックし、自分の職歴と合うものがあれば、それを書き出していくというもの。それと同時に重要なのは、きちんと「キーワード」を入れること

たとえば、”E-commerce manager”というポジションであれば、前職が”Digital Marketing Specialist “だとしてもちょっといじくって”E-commerce analyst”とする。つまり、E-commerce manager職に対して、E-commerce Analystでしたといったほうが、ポジションに適任ですよ、感を一気に出せるのである。もちろんJunior ポジションをSeniorポジションと偽るのはNGだが、同じ領域で職歴も同じようなものであれば、ポジション名なんて適当につけられているのだから、ちょっとした柔軟性を取り入れてもよいだろう。

大体ポジションというのは太字になっている。人間は、膨大な情報があるときには、重要な部分だけをささっと飛ばし読みする傾向があるので、応募ポジションに関連するキーワードを入れておけば、すべて読まなくても「あ!この人はポジションにあってるかも」という刷り込みが発生するのである。

出した成果を書け!

成果が数値で測れるものであれば、簡単に売り上げをどれぐらい上げたとか、○○を何パーセント改善した、といった具体的な数値とともに結果を書いておく。この結果は、すばやくそいつが本当にできるかどうかを確かめる判断材料なので、書類から面接へいくのに大きな起爆剤となる。

これは面接でも聞かれる場合が多いので、面接準備の一環にもなる。と同時に書いた成果については、どうやってその成果を出したのかというプロセスをいえるようにしておかなければいけない。

応募条件にすべてあてはまらなくてもOK

いわれるまでは、応募条件にすべて当てはまっていないからだめだ!と思っていたが、すべて当てはまらなくても問題ないということが分かった。求人を出す側になると分かるのだが、どの会社だっていい人材がほしいもの。だから、あれこれもこれもあったらいいなあ、というちょっと無理じゃない?という要望も応募条件に盛り込んでしまうのである。

有名企業など人が集まりやすい企業であれば、そういう人材はひっかかるかもしれないが、それ以外の大半の企業に、望んだとおりのスーパースターが来ることはまれである。であるから、条件をいくつか書いていても、採用段階でこのぐらいまで満たしてくれればいいか、というような現実的な折り合いをつけていくのだ。

フォント大事!

たかがフォントと思われるかもしれないが、されどフォントなのである。自由フォーマットの英語レジュメでは自由がある分、応募者の実力がフォントでもためされるのである。実力というのは、おおげさかもしれないが、フォントによって読みやすさがかなり異なるというのは、本当。個人的におすすめなのは、Arialである。米国版のハフィントンポストでは、履歴書に使うべきフォント5選を紹介している。

誰だって読みにくい履歴書は、読みたくないものである。せっかく書いたレジュメも、読みづらいという理由だけで、書いているのに読み手に伝わらなかったら悲しいものである。

その他にも、細かいことを言えば単に文字を書くだけよりかは、線や太文字をうまく活用して、文字だけの履歴書をすっきりと見せることも必要である。これらは、ネットでも多く紹介されている美しすぎるレジュメを手本にするとよいだろう。美しすぎるレジュメはクリエイター向けではと思うかもしれないが、彼らはものをきれいに見せることに関してはプロである。プロの「魅せ方」がちりばんでいるので、そこから使えそうなものを拝借するのである。

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そのほかの美しすぎるレジュメはこちら

50 Inspiring Resume Designs: And What You Can Learn From Them(Canva)
50 Awesome Resume Designs That Will Bag The Job(Hongkiat)

といったようにまったく日本語の履歴書と書き方が違うのである。日本語の履歴書って一体・・・と思うほどである。