ドバイ出発前日に思ふこと

いよいよ明日は出発の日。道を歩いていても、こんな緑はしばらくみれないんだなーと感慨深く思う。普段見慣れた風景も、しばらくお別れだと思うとすべてがなんとなく愛おしくなってくるし、一瞬一瞬の時間を大切にしようと思うようになった。やはり終わりがあったり、もう見れない、会えないとなると人間その瞬間を大事にしようとするものだなと。

一方で、ドバイにいくと決めたもののやはり先が見えない不安に襲われて、なんだか憂鬱にもなったりする。マリッジブルーならぬ海外就職ブルーなのだろうか?

パッキングが終わらずやることもまだ残っている。出発前に完了するか不安だったがなんとか午前中に完了!何が難しいって単なる旅行なら詰めるだけで終わりだが、引越しも兼ねた荷物運びなので、いかに重量制限内におさえるかがポイントだった。

初めにつめたいだけつめたら、40kgと30Kgという制限を大幅にオーバー。なのでいかに荷物のダイエットをするかに四苦八苦。結局、必要最低限なものだけをつめて30Kgにしたが、心のオアシスとして入れておきたかった漫画や本はほとんど入れることができなかった。

そして国際免許証と携帯の解約へ。分かってはいたものの解約月以外でしかも20日に支払いが終わったばかりだったので、解約料と9月分の通常の支払いで2万5,000円以上もかかるという予想外の出費が発生してしまった。5年も使ったのに解約料て!とケチな会社だと悪づいたが、まあそうしたぼったくり会社とも今日でお別れなのでよいとする。

2、3日前まで、リアルに髪を洗う暇がないほど忙しく(周りのみなさんくさかったらごめんさい!)どうなることかと思ったが、最終日でようやく落ち着ける時間がとれたのでよかった。そして明日出発、翌日から仕事開始というブラック企業的な香りがしなくもないが、まあとりあえず自分が決めた道である。1年後、5年後自分が何をやっているのか余計に想像のつかない世界に飛び込んでいくのだ。

 

20代後半から海外で生活。ドバイで5年暮らした後、イスラーム圏を2年に渡り旅する。その後マレーシアで生活。大学では社会科学を専攻。イスラエル・パレスチナの大学に留学し、ジャーナリズム、国際政治を学ぶ。読売新聞ニューヨーク支局でインターンを行った後、10年以上に渡りWPPやHavasなどの外資系広告代理店を通じて、マーケティング業界に携わる。

管理人をフォローする
内向型のつぶやき
シェアする
進め!中東探検隊